Chilly Sourceって知ってる?chill musicならチリソースをチェックすべし
「チリソースのイベント行こうよ!」と、私をイベントに誘った友人の一言が謎だった。いやチリソースって。私そんなに好きでもないけど。
私は「chili sauce」だと認識したが、正しくは「Chilly Source」のことを言いたかったらしい。Chillで気持ち良い音楽をテーマにラジオ配信、トラックリリース、空間プロデュースを行うライフスタイルレーベル。それがChilly Source。
”Chillな音の源”それがChilly Source。皆様にに最高の音楽をお届けします。ちょっと僕らのChilly Source味見してみませんか?
公式サイト:Chilly Source
いろんなイベントを開催したり、呼ばれたりしているChilly Source。
4/13に開催されたイベント「Beat Down」のレポと一緒に紹介していきます。
Chilly Source(チリソース)とは
Chillで気持ち良い音楽をテーマにラジオ配信、トラックリリース、空間プロデュースを行うライフスタイルレーベル。端的に言うと配信したり音源出したりイベントしたりしてるところです。毎週日曜日の夜にはyoutubeでチリソース所属のDJによるChillout musicを配信。
どんな人が所属しているかというと、DJにシンガー、HipHopアーティスト、ラッパーなどなど。公式サイトのMEMBERとかABOUTとか、カミングスーン表示なの辛い。
Chilly Sourceで好きなアーティスト
全員知っている訳ではないので、知ってる範囲で好きな人をあげます。
pinoko
まずチリソースで唯一の女性ラッパー、pinoko。有名なのは「たばこ」という曲ですが、これの後に「after pill」聴いてというか見てください。実は繋がってます。
小さくてパワフルな印象の女の子なんですが、いわゆる等身大の楽曲。恋に恋してるキラキラした感じではなく、恋の辛い部分、怖い部分、でも幸せな部分、やっぱり悲しい部分にフィーチャーされていて、私はこういう曲がとても好き。
DJ AKITO
私がChilly Sourceを知り、ハマったキッカケのDJ AKITOさん。
たまたま手伝ってた知り合いのイベントにDJとして出ていて、そのプレイリストがまじで神だったんですよ。このチキンな私があとあと「写真撮ってください・・・」って話しかけたレベル。
そのイベントではくるりとかshowmore、これから書くBeat Downではなんとm-floなんかもかけちゃうので、洋楽初心者すぎて邦楽贔屓の私には嬉しいDJさん。もちろんバランスよくいろんな曲をかけてくれます。
DJって何を楽しめばいいの?
ラッパーとかシンガーなら、曲や歌詞、声が好きならそれでいいんだけど、DJってさ、なんなん?って思ってたんですよ。人の曲かけるだけやん?そんな私でしたが、イベントとか行くようになってからはその楽しさが分かるようになりました。
どんな曲をかけるか
洋楽が多いのか、チルい曲が多いのか、アップテンポのEDM系が多いのか。イベントの趣旨なんかにも左右されますが、自分の好きな音楽が流れるとテンションも上がるもので、自分の好きな音楽をよく流すDJさん聴くと楽しいです。
あとあとプレイリストをSoundCloudとかSpotifyとかで公開してくれたりもするよ。
サウンドの良さやアレンジはどうか
Beat Downで改めて思ったんですが、DJさんによって全然音ちゃうんですよ。機材なのかなんなのか分かりませんが。そしてどこで曲を切ってどこから次の曲を繋げるか。このセンスで盛り上がりがだいぶ変わると思います。
DJ AKITOさんは同行してた友達も言ってたけど、めっちゃサウンドがいい。音綺麗やし曲と曲の境目が無駄なくてすんなり入れる。
Chilly Sourceのイベント「Beat Down」に行ってきたよ
贔屓のDJさんとpinokoも出るというので、中目黒Solfaで開催されたBeat Downというイベントに行ってきました。5回目くらいのイベントなのかな?Chilly Source所属のシンガーさんやDJさんが代わる代わるchillout musicを流してくれます。
出演陣みんな同じ所属なので、楽しそうに一緒にDJブースでノッてたり、お客さんも関係者とか知り合いが多いのかアットホームな感じでした。
まぁ私はそのアットホーム感が苦手なんですけどね。今回は知ってる人居たし、友達が顔広くて助かったけど、1人でフラッとはまだ行きにくいのが難点・・・。
okkaaa君も居た
AKITOさんを好きになったキッカケのイベントに、ライブで出てたokkaaa(おっかー)も居ました。多分向こうは覚えてないから話しかけなかったんだけど(チキりました)。今回はステージなかったようですが、めっちゃいい声なんでついでに置いとく。
めっちゃ若いんですが良き声なので聴いてみてね。
pinoko、Cecum、AKITO
pinokoからのDJ CecumからのDJ AKITOという流れで聴いてきたよ。pinoko途中から行ったんだけど、普通にMCもおもろくてワロタ。元カレとのエピソードからの「after pills」はエモ。ちなみにこの曲、物理的な効果じゃなくて精神的な効果を欲してる感じの曲なので、全然ゲスくないです。
だらっとしてたらpinokoの後ろでもDJしてたcecumさんの時間に。肌綺麗なイケメンお兄さんいるわ、と思ってたらDJさんだったのね。洋楽多めでしたが、佐藤千亜妃の「Summer Gate」流れてきたときは惚れるかと思った。大好きなんです。時間帯遅めだったので、ゆるっと、でもしっかりノれる選曲でした。
AKITOさんは安定だったなぁ。ちょこっと挨拶してくれて、どういう系かけるんですか?って聞いたら「決めてない」って言ってたのに、あれ気分で選曲できるもん?すごすぎん?ちょこちょこ好きな曲がかかって楽しかったんですが、m-floの「come again」が流れたときは歓喜。アラサー晒しあげだけど、あれはほんと名曲。一気にテンション上がりましたね。おかもとえみの「HIT NUMMBER」、showmoreの「circus」からの「rince in shampoo」はエモエモのエモでした。
とりあえず1回イベント行って!
ちょっと身内感あるしイベント苦手、って人多いと思うんですよ。だって私がそうやし。でもこのブログ遡ってみ?邦ロック育ちの私がめっちゃハマってます。音楽は有無を言わさず心も体も躍らせる力があるんです。
1回行くと好きなアーティストさんやDJさんができると思うので、SNS追っかけるなりyoutubeやサブスクで音源漁るなり、簡単に情報収集できる世の中です。
勇気を出して楽しそうなイベント行ってみてください。入場無料だったり、大きなイベントのステージに出てたりすることもあるので、そこに紛れてみてもいいかも。
新しいchillout music探したかったらChilly Source
いい大人になると新しい情報にどんどん疎くなるというか、興味あるものの情報収集に必死で他のものが追いかけられないと思うんですよ。
でもなんとなく、カフェでかかってるような心地良い音楽知りたいなぁって方は、日曜の夜のChilly Sourceが配信するyoutubeを睡眠BGMにしてみることをオススメします。通勤中とか仕事のBGMでも、もちろんいいです。何気なく音を楽しみたい、そんな時にいい感じの曲を味わえます。
【SYNCHRONICITY 19】シンクロニシティ、音楽のバラエティー詰め合わせイベント
▼SYNCHRONICITY(シンクロニシティ)行って来た
久々のライブに血が滾るぜ・・・なんてことはなく、前日の眠気を引きずったままたどり着いたは渋谷のラブホ街。ここにはラブホとコンビニと、そしてなぜかライブハウスが密集している。
ライブハウスはTSUTAYAO-EAST、WEST、CREST、NEST、EAST2ndSTAGEなどなど。あとDUO MUSIC EXCHANGEにasiaに、とにかくすごい密集具合。そんなわけでサーキットイベントがよく開かれている。
音楽の趣味が変わるまで存在すら知らなかったSYNCHRONICITYというイベントに行ってきたので、そのレポを簡単にざっくり愛情ぶちまけていきます。イベントの概要はめんどいからリンクから飛んで。
▼SIRUPのバースデーライブ、アレンジの鬼
・入場制限えぐすぎワロタ
14時のSIRUPから参戦しようと思い、おそらく入場制限になるだろうと13時に行ったらすでに人がやばい。ドリンク交換は諦め、ジリジリ前に詰めてはいたが、どうやら13時半過ぎにはもう入れない状態だったらしい。途中から来た友人は制限をくらったのでしばらくぼっちフェストなる。
・アレンジがかっこよすぎるレベル高すぎる
この日が誕生日というSIRUP、安定して「synapse」からスタートなのだが、もうアレンジがえぐすぎてかっこよすぎて言葉にできない。小田和正状態よこちとら。
キーボード、ギター、リズム隊(電子音系)の編成なのだけど、今回は結構キーボードアレンジがすごかった。SIRUPの歌唱力がめちゃくちゃ映える。
SIRUPはライブの演出がめっちゃうまいと思っていて、最初に「synapse」とか「maybe」で盛り上げて、途中「LOOP」とか「Rain」で聴かせる。最後に「Do Well」でドーン!!って感じなんやけど、すでに何回もライブ行ってるのに、毎回飽きないし毎回レベル上がってる!って感じるのです。
アレンジを毎回変えて、
- 聴く人が飽きない
- 初めて聴いた人も楽しめる
そんなライブを作ってるんですね。まじヤバみの極みだよ。
今回はギターがshin sakiuraだったので、コラボ楽曲の「Cruisin'」も聴けました。
▼LUCKY TAPESの幸せ時間
SIRUPのあとしばらくは同じ会場のTT(TimeTable)だったので、お酒持って気持ちよく聴きたいLUCKY TAPESのスタンバイ。相変わらずボーカルの高橋さん顔ちっせぇ。遠近法バグりますがね。
・バックバンドのレベルの高さとマルチなメンバー
LUCKY TAPESは3人組なんですが、コーラスのお姉さんとバックバンドにサックスやトランペットのお兄さんがいました。これがすごく良かった・・・。振り付けしてたり、ソロの見せ場もちゃんとある。
ジャンル的にはシティーポップ系なのですが、ジャズ感も強くてめちゃくちゃノれます。そもそもメンバーがDJしてたりもするので、楽曲の幅が広いというか。
この心地よいメロディアスな曲を難なくこなすメンバーすごい。
一応おすすめ貼りますが、バンドだけでなくDJも良いのでもしイベントあれば行ってみてください。結構ね、海外でもライブやったりしてます。
▼Tempalayは中毒者続出
LUCKY TAPESの次は、多分今の邦楽ロックの中で1番尖ったオルタナティブバンドのTempalay。最初は「なんやこれ」ってなる曲なんですが、聴いていくといつの間にか沼にハマっちゃうようなバンドです。
Tempalayを見るのは1年ぶり!ふぅー!って感じで、アラサー女子がぼっちで酒持ってステージみてたんですけど、周り若い子だらけでちょっと辛かった。
・掴めない空気感がたまらない
リズムもメロも突然変わるし、ボーカルの声もどんどん変調していくし、とにかくペースがつかめない。それがまたウキウキなんですけどね。
いつの間にか正式メンバーになってたAAAMYYYの声が可愛すぎる!
このベースのお兄さん、ケンシローだったかな?真顔不動でベース弾いたりして面白いんやけど、こんな独特な楽曲のリズム隊するなんて凄すぎると思います。
この後別のステージにも出てたよ。
・ガム噛みながら聴くような音楽だからさ
とはいえ曲調が独特なので、楽器メインのパートにくると世界観がより謎になり、人混みの中で立ちっぱなしのBBAにはちょっと辛い時間が多かった。
ライブの時に「楽しみ方は自由」とか「盛り上がっていこうぜー!」みたいなのってあるあるだと思うんだけど、Tempalayは「俺らの音楽はガム噛みながら聴くような音楽だからさ」って言ってた。なるほど的を射すぎているたとえ。
自分たちの音楽をよく理解してる=ラッピングがうまい と思いました。
曲は本当にくせになるのでぜひ聴いてね。
個人的には「革命前夜」って曲が1番万人受けかな。でも好きだから「Doooshiyoooo!」貼っとく。
▼お目当!TENDRE!初めまして!
ちょうどイベント前日にリコメンド記事を書いていたTENDRE。
念願のステージでございます!
ちなみにこの前に「ichikoro」っていうゲスの極み乙女のメンバーが3人もいる大人なバンドもチラ見したよ。
・音源そのまま、超落ち着くボーカル
普通に喋ってる声もめっちゃ良いのよ、TENDREさん。
低いけど優しい大人な声。歌ってもそうなんです。聴き心地最高よ。
遠いって?疲れてんだよ。
そういややっとここで友達と合流しました。それまでずっとぼっち。
ここまでのステージ全部入場規制になっていて、会場から出ていなかったので合流不可でした。他の会場も規制すごかったみたいで、このイベントの人気の高さがよく分かる。
・生でも最高のグルーヴ感
TENDREはマルチプレイヤーなのでギターやらベースやらできるんですが、今回はキーボード。サポートメンバーのAAAMYYYのコーラスも相まって本当に最高でした。
大人の最高のチル音楽って感じ。TENDREは1歳しか歳違わんけど。
結構音源まんまなので、初心者の私には嬉しいステージでした。
「hanashi」が最高だったな。音源よりも距離が近い(物理的もそうだから当たり前なんだけど)。オーディエンスとステージが会話しているような空間でした。
次は機会があれば野外で聴いてみたい・・・!
▼SYNCHRONICITYざっくりまとめ
ちなみに私はまだEmeraldとかDATS、TENDOUJIも見る気だったんですけど、体力の限界ゆえにTENDREで帰りました。渋谷で餃子しばいて帰ったわ。
とにかく人が凄すぎて、近隣からクレームも多かったはず。
規制ばかりで外に溢れている人が多かったのよ。
ここまで人気なのも頷ける。
チル、オルタナ、ロック、R&B、とにかくいろんなジャンルのアーティストが一堂に介していて、尚且つブレイクしてるかネクストブレイクばかり。大御所も普通にいるし。
それなのにチケット安いんですよ。
ちなみに私は2日目のみの参加でしたが、1日目もバラエティ豊かすぎた。でも見たいのが被りまくってたから諦めた。人を分散しなきゃだからTTの組み方うまいんだけど、客側からしたら「なんで!そこが!かぶる!くそ!」って感じでした。
このイベント、来年度の開催も決定してまして、大阪でもやるらしいですよ。
チケット高額になって遠いイベントになる前に、ぜひ参加して欲しいです。
まじ楽しいしコスパ最強だから。
FUJIROCK出演アーティスト、TENDRE(テンダー)の最高なグルーヴ感と言葉選び
TENDRE編始まるよ
"音楽通"ぶれて、オシャレっぽくて、チルくてエモい音楽聴きたい!というミーハー音楽好きさん向けにミーハー音楽好きの私がアーティストをリコメンドする企画第2弾、TENDRE編をお送りいたします。
第1弾のmabanua編はここから見てね。
TENDERじゃなくてTENDRE
TENDREと書いて「テンダー」と読みます。そもそもアーティスト名がややこしいねん。綴りはTENDERじゃなくてTENDRE。検索するとき間違えた奴プチョヘンザ!
元々「河原太郎」名義で活動してましてね。太郎の「T」から名前を探してTENDERにたどり着き、TENDREという綴りに着地したのは特に意味があるわけでは無いらしい。見覚えのない並びで新鮮さを出そう、くらいな感じらしいです。
マルチプレイヤー・河原太郎のソロプロジェクト
TENDREは、ampelという3人組バンドのベース・ヴォーカル担当/河原太郎のソロ・プロジェクトとして2017年より始動しています。最近多いよねバンドメンバーのソロ活動。第1弾で紹介したmabanuaもそうだし、TempalayのAAAMYYYとかさ。
TENDREは一応シンガー、ベーシストという位置付けですが、ギター、キーボード、果てはサックスなども演奏できちゃうマルチプレイヤーだそうです。音楽業界もマルチな才能が必要なんですね。マルチじゃないと食べていくのも難しいんだろうけど。ampelでは作詞・作曲もしてますよ。まじマルチ(まじ卍のリズムで読んでね)。
私の大好きなバンド、Yogee New Wavesをはじめ、様々なアーティストのレコーディングに参加してたりして、その腕前には一目置かれてるぽいです。
ミュージシャンとしてのキャリアは大学卒業後くらいからスタートしているらしく、88年生まれ(最後の昭和)らしいので、もう10年くらいのキャリアがあるんですね。
TENDREの楽曲はその名の通り、柔らかくて心地良い
楽曲はこんな感じでござる。
私のLINE MUSICも今これ。
このなんとも言えないグルーヴ感、ヒップホップともシティーポップとも、R&Bともソウルミュージックともちょっと違う、不思議な浮遊感が最高。
歌詞もねぇ、結構面白いんですよ。
CINRAさんのインタビューでは次のように語っております。
「言葉」をちゃんと曲として表現できたという意味で、浄化できたというか。今回のアルバムのテーマだったのが、「パーソナルな言葉に向き合う」ということだったんです。心地いいだけの音楽にしたくはなかったし、音楽という表現のうえで言葉を使うことの重みに、ちゃんと向き合いたくて。
ちなみに今回のアルバムってのは「NOT IN ALMIGHTY」です。
さっきyoutubeのリンク貼った「DOCUMENT」も収録されてるよ。収録曲でもう一つ面白いなと思ったのが「HANASHI」。
なんだろうな、シンプルなんですよ言葉選びは。
会話をしているような、話し言葉な感じが独特なんですかね。
「アーティストとリスナー」というよりは友達同士の会話みたいな。
ちなみにampelはこんな感じだよ〜!
FUJIROCK出てます、今年も出ます
2017年始動にも関わらず、2018年のFUJIROCKに出てます。しゅごい。
そして今年も出ます。FUJIだけでなく、国内の主要なフェスには出るみたいですよ。VIVA LA ROCKとかARABAKIとか。
ちなみに私は「CROSSING CARNIVAL’19」に参戦を目論見中。
TENDREのライブにはまだ行ったことがないので、このゆるい雰囲気がライブではどう変わるのか、すごく気になるのでライブ行ったらまたレポ書きます。多分ね。
てか忘れてたけど今日synchronicity行くわ、TENDRE出るわ。
あ、ちなみに楽曲提供なんかもしてまして、あのUNIQLOの『EZYアンクルパンツ』のWEB CM音楽を担当してるみたいです。
多分結構人気出ると思うんですよね。
mol-74がメジャーデビューして、King Gnuがくそバズった私の感覚って、割と一般受けミーハー感覚だから結構信頼してくれていいと思うよ。
mabanuaの読み方は?年齢は?アーティスト活動をまとめてみた!
春っすねぇ。ゆるいチルソング聴いて散歩すると気持ちよく自己陶酔できる季節だよ。でもどんな音楽聴けば格好つくかな?って悩む人も多いと思うわけよ。そんなわけで、とりあえず最近の
- 音楽通っぽく
- オシャレっぽく
- チルい系
ならこのアーティストでしょ、ってやつをリコメンドしてやんよ。
最近の我のおすすめ、mabanuaとTENDRE。今回はmabanua編。
mabanuaの読み方は?年齢は?アーティスト活動をまとめてみた!
どこぞの記事にありそうな見出しにしてみた。
mabanuaの読み方は「まばぬあ」です。本名の「学」のアナグラムらしい。
2008年からのソロプロジェクトが「mabanua」で、元々はOvall(オーバル)ってバンドのメンバーです。基本的にシンガー&ドラマーなんですが、キーボードやベース、ギターもこなすマルチプレイヤー。ついでにプロデューサーとかもやってのけます。マルチだな。
ミレニアル世代のマルチアーティスト
1984年生まれの35歳。埼玉県出身らしいよ。翔んで埼玉ヒットしてんね。
音楽との関係は中2の頃なんだとか。厨二って音楽始めがちだよね。
元々アコースティックギターをやっていたそうですが、ドラム担当させられることが多かったらしく、いつの間にやらドラムメインに。あれだよ、シシド・カフカ的スタイルね。高校では軽音部に所属して、ここでキーボード、ギター、ベースを含めた全ての楽器を担当するというマルチプレイヤーの才能を開花させます。
ゆるい・オシャレ・チルいの3拍子楽曲
説明下手くそだからとりあえず聴いてみそ。
ゆる〜!英語!なんかオシャレ!チルい!
って感じです。語彙力のIQほんとヤバい。
ブラックミュージック、R&B、ソウルミュージックなどなど、トラックメーカーでもあるmabanuaの音楽は飽きがこない心地よさがある。
とりあえず「エモくてチルくてゆるくていい感じの音楽!」が聴きたいならmabanuaを聴いておけばOK。
英語無理だよカラオケでドヤ顔して歌いたいよ!って方はこちらどうぞ。JOYSOUNDには入ってたよ。DAMは知らん。
参加プロジェクトや楽曲提供がマジでえぐい
wikipediaに載ってる情報だけでもこんなですわ
ソロ活動に加えてこれって、過労死しませんかね。
我らがアラサーの青春、アジカンの後藤さんのソロプロジェクト、 Gotch BANDのメンバーでもあるらしいです。
楽曲提供やら参加作品では、CHARAやAwesome City Club、清水翔太など大物アーティストはもちろん、映画やCMなどの楽曲制作もしています。すげぇ。
知らんうちにmabanuaの音楽に触れてる可能性大です。
でもほんとソロの曲がチルくてエモいので、ぜひ聴いてね。
【ROYALTY】邦ロック育ちのクラブミュージック初心者がSOUND MUSEUM VISIONに行ってみた
前記事でライブレポくらいは書こー!と宣言し、次はROCK AXだよとか言ってましたが、AXの日に体調を崩し、高崎で参戦する予定だった大ナナイトは雪で断念し、結局書いてませんでした。どうもこんばんは。
このブログをチョチョっと遡って見れば分かるんですが、私は邦ロック生まれの邦ロック育ち。サカナクションが出たあたりから母数が増えたこともありますが、シティーポップやEDM、クラブミュージックやDJ、オルタナロックにも興味を持つようになりましたが、それはここ最近の話なんですな。
だがしかしbut、田舎で生まれ育った私はお洒落な音楽を聴くことに抵抗はなくとも、イベントやライブに行くことには抵抗があったのですよ。特にクラブミュージック。そもそもクラブはパリピが行くチャラい場所だと思っていて(今でもちょっとその偏見はあるし、ハコによってはそういう場所もあると思います)、全く行ったことがなかったんですね。友人に連れて行ってもらったのが2,3回程度のレベル。EDMとか聴いてなかったしな。
そんな私がなんと!大都会東京の!若者の街代表とも言うべき!渋谷の!クラブに!行ってきましたので!レポートがてら、ちょっとクラブカルチャーについて語りたいと思います。
INDEX
▼クラブのイメージとSOUND MUSEUM VISION
▼クラブミュージックへの入り口
▼YONYONに色々感動
▼SIRUP人気すぎて草草の草
▼Kai Takahashiからのハッピータイム
▼駄文 - イベント初心者が思うイベント参加のコツ -
▼クラブのイメージとSOUND MUSEUM VISION
渋谷の道玄坂をテロテロとのぼると現れるクラブ『VISION』。SOUND MUSEUMと名乗るほどですから、音楽イベントが激アツなクラブでございます。
以前記事にもしてるSIRUPがここのイベントに出るということでね、友人誘って行ってきました。実は過去にも同じハコで「Track Maker」というイベントにも行ってきたのですが、この日の記憶はあまりないので省略。
イベントポスターと出演陣はこんな感じ。
iriちゃん好きで、SIRUPは先行外れたけど懲りずにワンマン申し込んでるくらい好きで、DJで出てるKai Tah¥kahashiさんの所属バンドLUCKY TAPESも好きで、YonYonも1度見てから気になってて、でもあとは知らん。正直言うけど、ほんとこういうジャンル好きになったのがこの1年くらいで、イベントにはほぼ行ったことないのよ。なのでアーティストにも楽曲にも疎い。それでもすごく楽しいイベントで感動した。
そもそも私が持っているクラブのイメージは、チャらくてEDMガンガン。クラブ好きっていうと遊び人認定というか、端的に言うとビッチ認定されそうで、ちょっと敬遠してました。慣れてる人と行かないと怖いし(チキン)。実際六本木のクラブとかはナンパされない方が難しいです。
で、このVISIONは通常時を知らなくて、こういうイベントの時しか行ったことないんですが、前回のTrack Makerと今回のROYALTYの2回、一切ナンパされてないです(それはそれで問題な気もしますが)。ただひたすら好きなステージで好きなアーティストの音にルンルン乗って「楽しいー!」で終わり。お客さんもほとんどが音楽を楽しみに来てるので、絡まれたりとかの面倒がないです。そういった楽しみ方をしたい場合はBARカウンター付近にいれば良し。一人でも全然来れちゃうなって思いました。
▼クラブミュージックへの入り口
邦ロック育ちの私がこのジャンルに足を踏み入れたのは、やはり音楽配信サービスやYoutubeの台頭、サブスクサービスの普及が要因だと思われます。
サカナクションから始まり、サチモスがバズり、この辺をなんらかの音楽配信サービスで聴いていると、オススメに似たようなアーティストが差し込まれるのよ。Youtubeだと関連動画とか、私はSpotify有料会員ですが、ここではプレイリストとかで新規開拓ができます。そんな感じでどんどんオススメにシティーポップやオルタナ、チルミュージック、クラブミュージックが流れて来ましてね。
イベントに来るほどになったのはSIRUPの存在が大きいです。シンガーだけど色んなサウンドと相性が良くて、コラボ楽曲でDJのYonYonを知り、そうなってからもう沼にハマっております。もともと好きなバンドのメンバーの誰かがDJやってるとかはあったし、tofubeatsとかは聴いてたし。
邦ロックは縦揺れなんですよ、私の場合。ドラムやベースのリズム隊に合わせて頭ブンブン振り回したり飛んだり。対してクラブミュージックは横揺れ。全然知らない曲でも電子音って不思議なもので体が勝手に揺れるのでござる。楽しみ方が少し違うので、体力皆無なアラサーBBAはどちらもいいバランスで取り入れることで体力をカバーしております。
▼YONYONに色々感動
終電で渋谷に来たので、iriちゃんからスタートしました。相変わらずiriちゃんの声かっこいい。小さい女の子なのに、あの太めな声帯たまらんわ。そのあとYonYon。YonYonちゃん見るのは2回目!iriちゃんの楽曲も流したり、SIRUPとのコラボ楽曲も流したり、私的にはナルバリッチ流してくれたのがテンション爆上げだった!
DJに興味を持ったの、実はYonYonからなんですね。全然曲わかないんだけど、いい感じにチルくていい音流してくれるんです。あと可愛いし。ファッションとかヘアメイクも好き。ちゃんとイベント合った選曲してくれるのも評価高い。こういうイベントで好みのDJさんと出会って、次はそのDJさんが出るイベントに行く。こうしてイベント輪廻の出来上がり。
今回のROYALTYというイベント、YonYonもブッキング担当してたみたいなんです。YonYonは自分のステージ終了後もそのままDJしてて、韓国アーティストさんのDJしてたんですね。韓国の音楽なんて、いわゆる「K-POP」しか知らないわけなので、こんなにかっこいいのか・・・!と愕然としました。
でね、なんでわざわざクラブイベントをお金にもならない上にお金になる仕事の締め切りが迫ってるにも関わらずこのブログに書いたかと言うと、YonYonのTwitterに感化されたからなんですね。「クラブの文化を知ってもらいたい」って。
昨日のROYALTY、賛否両論ありますが、こうした素敵なラインナップが集まれたことに感謝しています。colde君やsuminちゃん、jinbo兄さんがいなければ、iriもsirupもkai takahashiもeillも、出演okと言ってくれなかったし、それぞれの国で'今'hotなメンバーが国を超えて交流できて、それが次に繋がる🤝
— YonYon (BRIDGE) (@yonyonsan_j) February 16, 2019
私としてはこういったイベントを通して、ライブのお客さんにもクラブの文化を知ってもらいたいし、みんなもう少しオープンな気持ちでイベントに臨んでほしいです。お地蔵さんでも何でも楽しみ方はそれぞれ自由ですが、そんなにライブだけを楽しみたいなら、各アーティストのワンマンに行ってください。
— YonYon (BRIDGE) (@yonyonsan_j) February 16, 2019
今回のROYALTY、クラブを敬遠していた私が、こんなに楽しくて色んな音楽に触れることができるイベントがあるのかー!!って感動したイベントなんです。だから私もクラブカルチャーをもっと楽しみたいし、私と同じようにクラブのイメージで苦手意識を持ってたりする人にも興味を持ってもらいたい。
ROYALTYで韓国アーティストさんたちの出番になった時、正直ちょっと「うわぁ・・・」って思っちゃったんです。女の子たちがすごいキャーキャーしてて。お前らちゃんと音楽聴いてんの?って思わないでもないレベルだったんですけど、確かにめちゃくちゃかっこよかったし(Coldeさんバカかっこよかった、ステージ上での自分の魅せ方をよく知ってるし、歌も上手い)、私もすぐSpotifyでフォローしました。
フェスが好きなのは楽しいからだけでなくて、こういった新規開拓ができるからもあるんです。そりゃライブは曲知ってる方が何倍も楽しいけど、新しい「好き」に出会える貴重な場でもあるんです。
YonYonもTwitterで言及してたけど、韓国勢と日本勢のお客さんごっちゃだったし、ライブ目当ての人が多かったから、DJさんちょっとしんどそうだったんだよね。何かけても盛り上がらなくて。時間遅くなると皆疲れてくるし。
誰か目当てでイベントに行くの、いいと思うんです。私もSIRUPとiriとYonYon目当てで行ったし。でも、この機会に色んな音を楽しんで帰ろう!って気持ちがあったから、Kai TakahashiさんのDJとかすごく楽しめた。
でも目当てのライブが始まる前や、終わった後に地蔵みたいに固まる人が多いのも事実。今回みたいなミクスチャー的なイベントの場合は特に。
でもそれが醍醐味でもあるわけですよ。夜中のカオス。そこには感動もあるわけです。こういうクラブイベント、フラットに自由に楽しんだもの勝ちだなと思います。
私の場合、知らない曲がほとんどだし、DJになると曲の雰囲気もガラッと変わるので、めっちゃ「Shazam」します。Shazamは音楽認識アプリ。たまに認識しないけどめちゃちゃ活用してます。これで曲とアーティスト調べて、そのままSpotifyとかにも飛べる。まじ神アプリ。絶対DLしてからイベント行け。ステマじゃねぇから。
▼SIRUP人気すぎて草草の草
さてね、ブログ下書きにしてる間にワンマンの申し込み外れてたことが判明したSIRUPさんなんですけど、28時15分スタートはずが、なんやかんや20分くらい押してのスタートでした。眠気と腰と足の疲労との戦い。
てか話変わるけどHONDAのCMに物申していい?
サチモスを採用してバズらせたことは評価する。STAY TUNEバチクソかっこいいし、CMの雰囲気にも合ってたし。でも調子乗りすぎだろ、アーティストだけじゃなくて楽曲もちゃんと選べ!サカナクションのYearsを採用したことはまぁ評価する。昔の楽曲よく掘り出したな、って。でもNulbarichとSIRUPに関しては楽曲のチョイスミスやと思うねん!!勢いで関西弁出てもうたわ!
Nulbarichは「NEW ERA」が使われてるんですよ。違くね?そこはチルいのじゃなくて「Lipstick」か「SMILE」か「Kiss You Back」だろ、せめてよぉ!!
SIRUPは「Do Well」が使われてるわけよ。だから!!ちげぇだろ!!そこはむしろチルくいくんだよ!「LOOP」とか「LMN」使えや!!代理店どこだよ担当者誰だよ!!ってめっちゃ憤慨してます心の中で。どうせそれでファン増えてチケット倍率上がったんでしょ?やってらんねぇわ(私情)。
話を戻しませう。おしとやかに古文ぽくいきませう。
かなりお待たせモードで待望の登場だったわけですが、1曲目が「synapse」っていうのは安定していとをかし。これで「待ちくたびれた」空気が一気に「待ってました!最高!」ってなるわけでござる(時代錯綜)。演出上手なんですよ。古文やめるわ。
ギターがShin Sakiuraという人で、ギタリストなんやけど、R&BとかHipHopからのインスパイアを受けたギターでめっちゃ良いのです。色々と楽曲提供もしてまして、SIRUPともフューチャリングしてます。めっちゃ良いです。語彙力。
ドカンとアゲてから「バンドエイド」や「LOOP」でしっとりさせて、最後に「Do Well」でまたドッカン。この流れが完璧すぎて、エンターテイメントきちんとやってくれるからすごい。自己満足なプレイリストじゃなくて、ニーズをきちんと分かった上で自分もきっちり楽しむスタイル、ほんとすごい。
SIRUPネオンが置かれると、すでにぎゅうぎゅうな会場が更に2歩程前進。とにかく前でしっかり踊りたい楽しみたい。そんなお客さんが多くて人気を実感します。
▼Kai Takahashiからのハッピータイム
時刻はもう早朝の時間帯なんですが、どうせ始発まだ出ないし、SIRUP終わって少し人が引いたのでラストまでいることにしました。この選択まじ大正解だった。
Kai TakahashiさんはLUCKEY TAPESのメンバーでして、ソロでプロデュースやコンポーザー をやってます。DJは初めて聴きました。これが最高すぎた!洋楽も邦楽もいいバランスで、知らない曲もめちゃくちゃ良くて、ほとんどShazamってました。
途中自身のバンドLUCKEY TAPESの「22」という曲がかかって、観客から大歓声。いやはやめちゃくちゃ良かったです。聴けると思わなんだ。すばらすぃ。ライブのようなDJタイムで疲れも吹き飛ぶ。
ステージにはYonYon、TAAR、eill、hasも居たのかな?なんか勢揃いして皆で楽しそうに音鳴らしてるわけよ。途中SIRUPの生歌も入ったりして、とにかく自由な遊び場みたいな感じでした。プロが自由にアレンジしたりセッションしたりする場面って中々見る機会ないのでめちゃくちゃ貴重。しかもやっぱり表現力の塊みたいな人たちだから、ものすごくレベル高くて楽しいんです。
深夜の時間帯だからこそできる自由なプレイ。これもクラブイベントの醍醐味だなと思いました。ほんとハッピーアワーって感じ。
▼駄文 - イベント初心者が思うイベント参加のコツ -
てな感じでね、最高なクラブイベントだったわけです。
初心者の私がこのイベントで思った、イベント参加のコツはこちら。
- ラインナップに好きな人が1人でも居たら行くべし
- ShazamをDLして新規で出会った好きな音楽を取りこぼさない
- ブッキングした人を調べる(好きな音楽ジャンルの人だったら行くべし)
- 行くハコがどんな感じか軽くググる
- 引けを取らず音に自然に身をまかせる
以上!ブッキングスタッフとかアーティストが自分の好きな音楽ジャンルと被れば、大体ハズレません。好きなアーティストが出てるのも同じ理由。やっぱある程度は観客のターゲット層を考えるので、好きな要素が一つでもあれば楽しめると思います。
クラブミュージックやDJの電子音は、本当に体を揺らしやすい心地良い音なので、引け目を感じず周りも気にせず、ゆらゆら音に飲まれるのが1番。
知らないから、慣れてないから、なんて言い訳は邪魔にしかならないので、アルコールと一緒に飲み込むか、排泄物と一緒に流してしまいましょう。
初心者でも楽しめました。アラサーBBAでも持ちこたえました。
クラブのイメージや概念を1回叩き壊して欲しい、割と心の底からきちんと思ってます。これ読んでちょっとでも興味持ったら行ってみてね。
は?情報はどこから得るのかって?
そんなもん好きなアーティストのSNSをフォローしとけば勝手に情報回ってくるわ!楽しかったイベントが定期的にあるなら、そのイベントのSNSをフォロー、ハコを気に入ったならハコのSNSをフォローするんだよ!SNSリテラシー高めていこうぜ!Twitterとインスタをフォローしとけば良し!アーティストによっては直接DMとかでチケット取り置きできたりディスカウントしたりしてくれるので、これ閉じたらSNS開きましょう。
さて、次回の更新はいつになるでしょうか。
ライブの予定的には4月のシンクロニシティーというイベントに行く予定です。