愛と孤独とロックンロール

音楽カルチャーを自分勝手に愛するブログ

平成元年生まれが振り返る、平成J-POPヒストリー2(2005〜2019年あたり)

前回のこちらの記事の続きです!

musiq.hatenadiary.jp

 

この記事では、わたしが自分の意思で音楽を聴くようになった2005年以降くらい、バンド全盛期の紹介をメインに、平成後期の振り返りをしていきます。

 

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平成音楽振り返り

それではレッツラゴー!

 

BUMP、アジカンエルレの3大ロックバンド

BUMP OF CHICKENASIAN KUNG-FU GENERATIONELLEGARDEN。きっとわたしと同じ世代の人はこのバンドにめちゃくちゃ詳しい。そして中には人生を変えられた人もいるだろう。かくいうわたしも音楽沼にどっぷりハマったきっかけがこのバンドたち。

 

よくも悪くもめちゃくちゃ身近なのだ。
真似しやすかった。だからコピーバンドをやってた人や、楽器を始めるキッカケになった人も多いのではないだろうか。

このバンドがバコっと売れた時代のわたしはちょうど中二病

 

BUMPペシミスト感たっぷりの、厭世的な、でも希望は捨てきれないような、自分だけ、自分は特別と思いたい、肯定されたい人に響く歌。

アジカンの身近なルックス(褒め言葉)と等身大で背伸びのないゆるい世界観。でもたまに叫んでリライトしたり、君の街まで行こうとしたり、急に青春感も出てくる音楽。

ELLEのシンプルな英語と日本語、コードで作られた、まっすぐでたまに女々しくて、こんな星の夜に君に会いたくなるようなロマンチックな歌。

 

もう思春期にこんなの聴いたらバンギャ不可避だわ。

 

この時期のわたしのロキノン課金は半端ない。

3万文字インタビューとかめっちゃ読んでた。

 

ちょっと巻き戻ってハイスタとゴイステとブルーハーツ

時系列おかしいんだけど、BUMPとか好きになって音楽雑誌を読むと、いろんなバンドマン達が好きって言ってたバンドもちらほら聴くようになっていた。BUMP、アジカン、ELLEは女子ファンも多いが、ハイスタ、ゴイステ、ブルーハーツは男臭いよなぁ。でも伝説的なバンドだよね。

 

RADWIMPSKREVAに支えられた恋愛

中学3年と高校1年はめっちゃこの2つを聴いていた。RADの3rdアルバムを友達に借り、MDに4倍速で録音して毎日聴いていた。ウォークマンを持っていなくて、移動中は携帯の着うたにめっちゃ課金して音楽を聴いてた。

 

RADの最大公約数でメンヘラ爆発し、セプテンバーさんは毎年9月になると聴いている。夏の終わりにフジファブリックの「若者のすべて」を聴いて、秋の始まりに「セプテンバーさん」を聴くのが毎年恒例となっている。

 

KREVAの「音色」を完璧に歌える男子はモテた。そんな奴居なかったが、居たら確実に好きになっていた。後述するが男子は湘南乃風とかET-KINGばっか歌ってて、KREVAを歌うクレバーな奴が周りにいなかったのだ。「イッサイガッサイ」と「スタート」は、恋愛をしている自分、彼氏が居る自分を好きなだけだったわたしにも失恋の切なさを教えてくれた。青春の曲だ。

 

オレンジレンジがマジで快晴じゃん

"いーね快晴じゃん"というゆるい歌い出しで始まる「上海ハニー」がバカ売れし、「ロコローション」とか「イケナイ太陽」とか、とにかくわたしの世代の夏はサザンでもTUBEでもなくオレンジレンジである。偉いのは「」や「ミチシルベ」、「ラブパレード」など、いろんな表情を見せていたこと。CM、映画、ドラマの主題歌など、とにかくオレンジレンジを聴かない日はなかったのではないだろうか・・・。

 

沖縄強くね?HYとモンパチ

オレンジレンジのついでに言及するとモンゴル800は小学生時分だったかもしれないが、とにかくHYブームがすごかった。女子でカラオケに行くと必ず「NAO」と「Song for」は争奪戦になっていた。この頃はまだ「366日」は発売されていない。

高校生にもなると、特にわたしはそんな頭の良くない高校に通ってたので、大体の奴の頭の中は「恋愛」で大半が占められていた。そんなんだからとにかく恋愛ソングをめちゃくちゃ聴いていて歌っていた。

 

湘南乃風とET-KING

美味しいパスタを大親友の彼氏のツレに振る舞えば一目惚れされるんですかね、とりあえず美味しいパスタ作ればいいの?

え、なに?いつももらってばか悪いから渡したいもんがある?One loveもろたもんは特別?当たり前だろ。

 

リップスライムケツメイシ、ついでにファンモン

リップスライムの「楽園ベイベー」ケツメイシの「夏の思い出」オレンジレンジと戦える夏ソングだ。m-froより優しく歌いやすいラップはとにかく流行った。ケツメイシの「さくら」は鈴木えみを我々のミューズに押し上げた。

ファンモンの「lovin' life」や「告白」は女子も歌えるいいテンポのラップで、しかも普通に歌詞も良くPVもエモかった。まぁ勝負パンツの歌とかもあったけど。

ちなみにエイジアエンジニアの「orion」とかMCUの「いいわけ」とか好きでした。

 

このへんで流行った一発屋を思い出してみる

Aqua Timez「等身大のラブソング」

アンダーグラフ「ツバサ」

キンモクセイ「2人のアカボシ」

HOME MADE 家族「サンキュー!」

SOUL'd OUT 「ウェカピポ」

nobodyknows「ココロオドル

とか、そんな感じだろうか。多分サスケの青いベンチもこの辺。

ジャニーズはKAT-TUNとNEWSが時代作ってた。

赤西仁亀梨和也山下智久。この辺3強だったなマジで。
野ブタをプロデュース」がめっちゃ流行って「修二と彰」はみんな歌ってるし踊ってた。わたしは国分太一堂本剛の「ファンタスティポ」のほうが好きだったが。トラジ・ハイジだったかね。

 

GReeeeNYUIの青春ソング

相変わらずGReeeeNのeが何個あるかわからない。「キセキ」が着うたDLでめちゃくちゃな数値を記録をし、今でもカラオケで「GReeeeNのキセキのPVでおじいちゃんが出てきたらアウト」という良くわからんルールで親しまれている。

そしてこの時代の歌姫はYUI
ギターを持った黒髪ロングのシンガーソングライターの元祖だと思っている。

「Goodbye days」「summer song」「cherry」とにかく名曲だらけだ。あの儚い凛とした折れそうな細い線のような歌姫は、今では母になっている。

 

清水翔太加藤ミリヤ

個人的なもう1人の歌姫は加藤ミリヤである。

「卒業」「このままずっと朝まで」「ロンリーガール」なんてもうエモエモのエモ。清水翔太の「HOME」は、大学進学で家を出て、初めて一人暮らしをした時にめちゃくちゃ聴いていた曲である。そういえばSEAMOってどこいったん?

 

ベボベ、ニコタッチ、アンディモリ、etc,etc..

高校後半から大学は遊ぶばかりで音楽から少し離れていた。なのでBaseBallBearNICO Touches the Wallsなんかをあまり聴いていなかった。多分わたしが大学くらいの時だと思うのだけど(2008年以降)。

音楽を必用としていない時はある意味精神が健康な気がする。孤独を感じるとか、そこに逃げ込むとか、誰かの言葉に支えられなくても立っていられる状態だったんだろう。

Andymoriとか聴かなかったことを結構後悔している。

大学時代のカラオケは専ら懐メロと加藤ミリヤ、大人数の時はマキシマムザホルモンとかヒルクライムも流行っていた。

 

AKB全盛期と坂道グループ

2010年あたりからはAKB全盛期なのだけど、語ることないからいいや。
結構好きで5期生くらいまでは結構名前言えたし、サークルの企画で「ポニーテールとシュシュ」を踊った。

乃木坂は多分アイドル史上もっとも顔面偏差値の高い集団。

 

中田ヤスタカという天才

Perfumeという、今では世界的アーティストも、最初はあの独特のサウンドとあからさまな口パクが受け入れられていなかった。でもいつの間にかPerfumeというジャンルを確立していたのだから、ヤスタカの才能とメンバーの努力とブランディングがすごい。

音楽が商業的になってきた時代でもある。

iPodiPhoneyoutubeももうあったのかな、とにかく音楽はポケットに入れて持ち歩けるし、映像だって簡単に見られるようになった。

きゃりーぱみゅぱみゅも色物扱いされていたが、今は日本の「可愛いアイコン」。個性が売り物になる、その時代の幕開けでもある。

 

それらを作り上げたのがプロデューサー、中田ヤスタカ

 

サカナクションという音楽史に載るアーティスト

時期はうろ覚えだがサカナクションには衝撃だった。「ネイティブダンサー」をいう曲がサカナクションを知った曲なのだけど、今まで聴いたことのない音だった。

「セントレイ」や「アイデンティティー」「バッハの旋律〜」などでバズりはじめ、今はもう王者の貫禄である。

サカナクショんが出たことで、今の邦楽ロックの音楽性はかなり変わったと思う。四つ打ちやEDM、サンプリング。いろんな技法がで始めた。

 

邦ロックバンドのキラキラネームとハイトーンボイス時代

SEKAI NO OWARI

ゲスの極み乙女

KANA-BOON

キュウソネコカミ

ヤバイTシャツ屋さん

などなど、2012年以降の邦ロック勢なのだが、バンド名キラキラネームかよってくらい癖が強いし、流行りのバンドのボーカルまじ声高い

アレキサンドロス(変換めんどい、ごめん)、クリープハイプ、04limited sazabys、ユニゾンスクエアガーデン、高い高い高い高い!!!

 

四つ打ち、キーボードやシンセ有のバンドが流行りだった。

 

オルタナティブロックとシティーポップ、チル。

King Gnu、Tempalay、SIRUP、nulbarich、サチモス

2017年くらいからわたしの音楽の好みはこの辺になっている。ミクスチャーロック、R&Bやブラックミュージック、シティーポップなどジャンルを越えた自由な音楽。

ジャンルがどんどんハッキリと分かれながら、でもいろんなものがミックスされる。音楽はノーボーダーとはまさにこのことだ。

いろんな音楽の良いところ取りをしている音楽が最近の音楽。
なんて贅沢なことだろうか。

 

米津玄師とあいみょんの2強

とはいえTVでもよく取り上げられるのはこの2人だろう。
オルタナとかチルはハマる人にしかハマらないが、米津さんもあいみょんも、うまいこと時代に合っている。あいみょんYUIが元祖であろう黒髪ロングのギター女子。その懐かしいサウンドの中で聞こえる強く優しい言葉が、現在(いま)っぽい。

米津さんはもともとボカロPだったし、音楽の始め方が最近だ。

 

レジェンド:サザン、ミスチルスピッツB’zポルノグラフィティ

目立った長い活動休止もなく、昔からずっと大御所バンドで居続けているレジェンドはやっぱミスチルとかサザンだと思う。

今もコンスタントに曲を出し、ライブをする。

続けていくことが1番難しいであろう世界で、きちんと結果も出し続けているバケモノだ。aikoやドリカムもそうだね。

正直この域までいくバンドやアーティストは思い浮かばない。その答え合わせは令和でできることだろう。

 

まとめ

時間と手の疲れとわたしの記憶の欠陥、そして独断と偏見で振り返った平成ポップヒストリー。取り上げてないアーティストももちろんいっぱい居る。
でも大まかに振り返った時に、流行り・好き嫌い含めてよく耳元にあった音楽たちだ。

 

平成はアナログからデジタル社会になった、大きな変化のあった時代だ。
たった30年で紙は減り、頭上にはいつも電波が飛んでいる。

 

そんな時代、今は探してもらうではなく、自ら発信し見つけてもらう時代。技術云々はもちろんだけど、売り方が上手ければ一時的には"バズ"を起こすことも可能だろう。

 

でも、その"バズ"はきっと続かない。
それがちょっと不安。

良いものはずっと残る。
どれだけの音楽が新時代の海を渡っていけるだろうか。


このブログに書いた、または書かなかったけど色んな人の心に残っている音楽が、これから始まる令和という時代にどれだけ生まれるだろうか。

 

まぁ平成は「泳げ!たいやきくん」とか「踊るポンポコリン」とか「団子三兄弟」がミリオンという時代ですから、平和だったよね。

 

令和で出会う音楽、令和に歌い継がれる音楽。
これからもわたしの人生はきっと音楽まみれだ。


平成最後の日のBGMはHave a nice day!の「僕らの時代」

 

youtu.be

 

 

平成元年生まれが振り返る、平成J-POPヒストリー1(1989〜2000年あたり)

2019年4月30日。今日で平成が終わります。
1989年生まれのわたしは、いわゆる「平成元年生まれ」。
なんの因果か音楽好きとして30年生きてまいりました。

 

平成元年。美空ひばりの「川の流れるように」が発売され
THE YELLOW MONKEYがデビューした年です。

 

というわけでね。振り返ろうかなと。
時系列はバラバラになると思いますが、私が共に生きた平成の音楽を振り返ろうと思います。

 

 

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平成ポップヒストリー

 

物心ついたあたりに小室哲哉(TK)無双時代

小学校時代は小室哲哉無双モード。TM NETWORKの「Get Wild」はテレビやラジオからバンバン流れ、プロデューサー作品が世の中の音を占めまくってましたね。

安室奈美恵TRF華原朋美、多くの歌姫たちを作り上げた王子でした。まだCDが8cmの大きさの、あの縦長のやつですよ。

「愛しさと切なさと心強さと」もTK作ですね。小室ファミリーという言葉が闊歩してましたよ。MAXもTKだったのかな、トラトラトラとか踊ってた記憶があります。

 

アニメ主題歌が激アツすぎた。アニソン最高

小学校時分は娯楽が少ない田舎にいたので、エンタメってTVが主だったんですよ。そんんでアニメばっかり観てました。TVのチャンネル主導権は兄が持っていましたが。
思い出深いものを挙げていきます!あと多分カラオケで歌えます。

るろうに剣心

・そばかす(JUDY AND MARY

1/3の純情な感情SIAM SHADE

・1/2(川村真琴)

 

名探偵コナン

・謎(小松未歩

・氷の上に立つように(小松未歩

・運命のルーレット回して(小松未歩

・夏の幻(ガーネットクロウ

・今夜付きの見える丘に(B’z

・君がいない夏(DEEN

 

スラムダンク

・世界が終わるまでは・・・(WANDS

・君が好きだと叫びたい(BAAB)

 

学校の怪談

・グロウアップ(Hysteric Blue

 

カードキャプターさくら

・プラチナ(坂本真綾

・Catch You Catch Me (グミ)※作詞作曲は広瀬香美

 

鋼の錬金術師

・メリッサ(ポルノグラフティー

・消せない罪(北出菜奈

 

犬夜叉

・CHANGE THE WORLD(V6)

・Grip!(Every Little Thing

・深い森(Do As Infinity

 

だめだ書いてたら文字数えげつなくなる。本当に名曲ばかり。
悔しいけど一旦ここで止めます・・・。
あと普通にデジモンとかワンピースでした。あとおジャ魔女ドレミ

名曲の多さでいうとガンダムSEEDとかアツい。玉置成実覚えてる?

 

WANDSDEEN、Classの爽やか音楽と1発屋たち

今でもカラオケで30代以上はバカみたいに歌っているであろう、このアーティストたち。爽やかでちょっと女々しい曲が売れましたね。今でいうバックナンバー的立ち位置よ。ただ有名曲は1,2曲って感じ。同じように1,2曲がバカ売れした1発屋が多かった時代でもありました。

 

LRの「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」とか、SURFACE の「さぁ」。後者は「護って守護月天」というアニメの主題歌ですね。たまとかも居たなぁ。

 

1発屋で名前を挙げるのは失礼なんですけど、もう少し時代を進めると「青いベンチ」のサスケとか、曲名すら忘れてしまったんだけど平川地一丁目とか居ました。

 

他にロードオブメジャーの「大切なもの」とか、時給800円の「死ぬほどあなたが好きだから」ですね。ジャンル違うけとトンガリキッズのBDASHとかありました。あれまじで歌詞が笑けるから今でもたまに聴く。

 

モーニング娘。つんくの全盛期

平成で忘れちゃいけないのがモー娘。この全盛期はすごかった。もうね、運動会で踊ってたし、ミニモニ入りたかったし(身長的にもう無理だった)、神だった。

後藤真希が入った頃からドッカンしたわけですが、わたし的に衝撃だったのは辻ちゃん加護ちゃんの加入。年齢近いんですよ。1,2歳しか違わなくて、最近までランドセル背負ってた子がTV出てる!嘘やん!ってなってました。

派生グループも売れたしね、プッチモニやらたんぽぽやら。

 

そしてもう1人、松浦亜弥

今はソロのアイドルなんて戦えない感じですけど、当時のあややは最強すぎました。歌うまい、ダンスうまい、可愛い。平成最強のアイドルだったんじゃないかと個人的には思ってます。

 

ジャニーズはV6がすごかった

今も昔もジャニーズに疎いのですが、V6はよく知ってます。
伝説の番組「学校へ行こう」のおかげです。毎週火曜日が楽しみで楽しみで、未成年の主張で告白されることにちょっとした憧れを抱いてたりもしてました。

個人的に「B-RAPハイスクール」というコーナーがめっちゃ好きで、いろんな音ネタが楽しめました。チゲ&カルビと尾崎豆とか最高だったんだよ。

 

平成の歌姫たち

平成、特に90年代、2000年代半ばくらいまでの女性アーティストやバンドはとにかく売れた。浜崎あゆみ宇多田ヒカルの歌姫対決となったアルバム発売日被りはニュースになってたなぁ。わたしは宇多田ヒカルを買ってました。

そして倖田來未YUI、前述してるけど安室奈美恵中島美嘉椎名林檎の「本能」のPVはお茶の間で見て家族がざわついていた。aiko大塚愛はカラオケの定番だったのに、今はあんな高い声出ません。

竹内まりやとかLe Coupleといった癒し系もいれば、
UA小柳ゆき、MISHIAといった力強くて唯一無二すぎる歌手も。

島谷ひとみBoA、Hitomi、矢井田瞳、たくさん女性アーティストが輝いていてました。多分平成の真ん中くらいまではエイベックスがクソほど儲けてる

 

夏うたといえばZONEとセンチメンタル・バスWhiteBerry

懐かしの平成の夏歌(懐メロなのか夏メロなのか、日本語は難しい)といえば、サザンとかオレンジレンジ(次の記事で出てくるよ)とか色々あるんだけど、女子だとこれ。

ZONE「secret base」

センチメンタル・バスsunny day sunday

WhiteBerry「夏祭り」

まぁどれもいこの曲の印象が強すぎて一発屋感も否めないのだが、ZONEの「secret base」に関しては、10年後の8月に「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」、通称「あの花」という神アニメで奇跡的な復活劇を見せる。
I WISH「明日への扉」なんかもめっちゃ売れたなぁ関係ないけど。 

 

バンドの歌姫たち

バンドでいうとやはりJUDY AND MARYヒスブルことHysteric Blueははずせないでしょう。3ピースバンドでボーカルが女の子。しかもちょっと奇抜な感じの派手な衣装やへアスタイル。かっこいい女の子の象徴的な姿だったなぁ。ちなみにThe Grilliant Green、通称ブリグリも流行ってたので、ジュディマリヒスブルブリグリはよくごっちゃになってました。

ZARDDo As InfinityシャカラビッツGO!GO!7188、Evert Little Thingにチャットモンチー、あぁ、今はELTしか残ってないしELTは曲を出さない。3人だった時代覚えてる?ちなみにポルノも3人組だったんだよ。

 

HipHop渋谷系。新時代を感じさせる音楽

小学校高学年くらいで三木道三の「Lifetime Respect」がバッコン売れました。PVが当時のわたしには大人なテイストで、ちょっとビクビクしながら音楽番組のランキングを楽しみにしてた。当時は「うたばん」とか「歌の大辞典」とか最高な番組があったのです。

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歌の大辞典

Dragon Ashの伝説が始まったのもこの辺だった気がします。中学生にはなっていたと思うけど、まだガラケーで普及し始めたばかりの携帯電話のCMだった「Life gose on」や、これより前に歌われて、今もいろんな場面で使われる"悪そうな奴はだいたい友達」"の「Grateful Days」。そしてサッカーW杯の「FANTASISTA」。

 

KICK THE CANCREWバチバチだった。カラオケで誰かが歌うと皆なんとなく知ってる。マルシェや地球ブルース、クリスマスイブラップ。聞き取りやすいラップの登場のおかげで、こういう音楽が市民権を得たと思う。

 

時系列がバラバラで申し訳ないが「だよね」がめっちゃ流行った。あれは渋谷系というんですかね。あと「今夜はブキーバック」。これは平成に音楽史にだいぶ大きな影響を与えてると思う。

 

それからm-floも無双してたな。
こちらも携帯のCMソング(もはや二つ折りでもないJ-PHONEとかの時代)「come again」が爆発的に売れた。

ACODragon Ashのコラボ「Grateful Days」は今聴いても古くない。エモい。

 

グレイとラルクの2強時代。

男が化粧するなんて今では珍しくもなんともなく、美容男子もたくさん居ます。でも昔はそんなの無くて、ビジュアル系とはまたちょっと違うんだけど、綺麗な男の人っていうのがあまり身近ではなかったんですね。

そんな時ブラウン管に現れたのがGLAYL'Arc〜en〜Ciel。わたし的にはここにイエモンTHE YELLOW MONKEY)も入る。

とにかくめちゃくちゃにかっこよくて、ジャニーズにハマらずバンドマンに走った奴らは大体どっちかをビビるくらいに聴いてる。ちなわたしはラルク贔屓。

NANAとか読んでた奴もどっちか聴いてただろ。

男の人がちょっとセクシーな色っぽい歌を、ちょっとセクシーな色っぽい衣装と見た目で歌う。思春期や色気の目覚めのトリガーになったといっても過言ではないと思うんですよね。当時まだピチレモンとか読んでた可愛い時分ですけど。

 

わたしの中で平成初期に分類される音楽はこんな感じ。
洋楽だとBackstreetboysとか流行ってました。

 

自分の意思で音楽を聴いていたというよりは、TVやラジオ、有線でバンバン音楽が耳に入ってきてた時代です。脳が柔らかいから覚えてるんだよね。

 

次回、わたしが自分の意思で音楽を聴くようになった2005年以降くらい、中学の頃わたしを音楽沼へと導いたバンド全盛期の紹介をメインに、平成後期の振り返りをしていきます。

 

パート2はこちらから↓

平成元年生まれが振り返る、平成J-POPヒストリー2(2005〜2019年あたり) - 愛と孤独とロックンロール

 

Chilly Sourceって知ってる?chill musicならチリソースをチェックすべし

「チリソースのイベント行こうよ!」と、私をイベントに誘った友人の一言が謎だった。いやチリソースって。私そんなに好きでもないけど。

私は「chili sauce」だと認識したが、正しくは「Chilly Source」のことを言いたかったらしい。Chillで気持ち良い音楽をテーマにラジオ配信、トラックリリース、空間プロデュースを行うライフスタイルレーベル。それがChilly Source

”Chillな音の源”それがChilly Source。皆様にに最高の音楽をお届けします。ちょっと僕らのChilly Source味見してみませんか?

公式サイト:Chilly Source

いろんなイベントを開催したり、呼ばれたりしているChilly Source。
4/13に開催されたイベント「Beat Down」のレポと一緒に紹介していきます。

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Chilly Source

 

Chilly Source(チリソース)とは

Chillで気持ち良い音楽をテーマにラジオ配信、トラックリリース、空間プロデュースを行うライフスタイルレーベル。端的に言うと配信したり音源出したりイベントしたりしてるところです。毎週日曜日の夜にはyoutubeでチリソース所属のDJによるChillout musicを配信。

www.youtube.com

どんな人が所属しているかというと、DJにシンガー、HipHopアーティスト、ラッパーなどなど。公式サイトのMEMBERとかABOUTとか、カミングスーン表示なの辛い。

 

Chilly Sourceで好きなアーティスト

全員知っている訳ではないので、知ってる範囲で好きな人をあげます。

pinoko

まずチリソースで唯一の女性ラッパー、pinoko。有名なのは「たばこ」という曲ですが、これの後に「after pill」聴いてというか見てください。実は繋がってます。

 

youtu.be

 小さくてパワフルな印象の女の子なんですが、いわゆる等身大の楽曲。恋に恋してるキラキラした感じではなく、恋の辛い部分、怖い部分、でも幸せな部分、やっぱり悲しい部分にフィーチャーされていて、私はこういう曲がとても好き。

DJ AKITO

私がChilly Sourceを知り、ハマったキッカケのDJ AKITOさん。
たまたま手伝ってた知り合いのイベントにDJとして出ていて、そのプレイリストがまじで神だったんですよ。このチキンな私があとあと「写真撮ってください・・・」って話しかけたレベル。

 

youtu.be

そのイベントではくるりとかshowmore、これから書くBeat Downではなんとm-floなんかもかけちゃうので、洋楽初心者すぎて邦楽贔屓の私には嬉しいDJさん。もちろんバランスよくいろんな曲をかけてくれます。

 

DJって何を楽しめばいいの?

ラッパーとかシンガーなら、曲や歌詞、声が好きならそれでいいんだけど、DJってさ、なんなん?って思ってたんですよ。人の曲かけるだけやん?そんな私でしたが、イベントとか行くようになってからはその楽しさが分かるようになりました。

どんな曲をかけるか

洋楽が多いのか、チルい曲が多いのか、アップテンポのEDM系が多いのか。イベントの趣旨なんかにも左右されますが、自分の好きな音楽が流れるとテンションも上がるもので、自分の好きな音楽をよく流すDJさん聴くと楽しいです。
あとあとプレイリストをSoundCloudとかSpotifyとかで公開してくれたりもするよ。

サウンドの良さやアレンジはどうか

Beat Downで改めて思ったんですが、DJさんによって全然音ちゃうんですよ。機材なのかなんなのか分かりませんが。そしてどこで曲を切ってどこから次の曲を繋げるか。このセンスで盛り上がりがだいぶ変わると思います。

DJ AKITOさんは同行してた友達も言ってたけど、めっちゃサウンドがいい。音綺麗やし曲と曲の境目が無駄なくてすんなり入れる。

 

Chilly Sourceのイベント「Beat Down」に行ってきたよ

贔屓のDJさんとpinokoも出るというので、中目黒Solfaで開催されたBeat Downというイベントに行ってきました。5回目くらいのイベントなのかな?Chilly Source所属のシンガーさんやDJさんが代わる代わるchillout musicを流してくれます。

出演陣みんな同じ所属なので、楽しそうに一緒にDJブースでノッてたり、お客さんも関係者とか知り合いが多いのかアットホームな感じでした。

まぁ私はそのアットホーム感が苦手なんですけどね。今回は知ってる人居たし、友達が顔広くて助かったけど、1人でフラッとはまだ行きにくいのが難点・・・。

okkaaa君も居た

AKITOさんを好きになったキッカケのイベントに、ライブで出てたokkaaa(おっかー)も居ました。多分向こうは覚えてないから話しかけなかったんだけど(チキりました)。今回はステージなかったようですが、めっちゃいい声なんでついでに置いとく。

open.spotify.com

youtu.be

めっちゃ若いんですが良き声なので聴いてみてね。

pinoko、Cecum、AKITO

pinokoからのDJ CecumからのDJ AKITOという流れで聴いてきたよ。pinoko途中から行ったんだけど、普通にMCもおもろくてワロタ。元カレとのエピソードからの「after pills」はエモ。ちなみにこの曲、物理的な効果じゃなくて精神的な効果を欲してる感じの曲なので、全然ゲスくないです。

だらっとしてたらpinokoの後ろでもDJしてたcecumさんの時間に。肌綺麗なイケメンお兄さんいるわ、と思ってたらDJさんだったのね。洋楽多めでしたが、佐藤千亜妃の「Summer Gate」流れてきたときは惚れるかと思った。大好きなんです。時間帯遅めだったので、ゆるっと、でもしっかりノれる選曲でした。

AKITOさんは安定だったなぁ。ちょこっと挨拶してくれて、どういう系かけるんですか?って聞いたら「決めてない」って言ってたのに、あれ気分で選曲できるもん?すごすぎん?ちょこちょこ好きな曲がかかって楽しかったんですが、m-floの「come again」が流れたときは歓喜。アラサー晒しあげだけど、あれはほんと名曲。一気にテンション上がりましたね。おかもとえみの「HIT NUMMBER」、showmoreの「circus」からの「rince in shampoo」はエモエモのエモでした。

 

とりあえず1回イベント行って!

ちょっと身内感あるしイベント苦手、って人多いと思うんですよ。だって私がそうやし。でもこのブログ遡ってみ?邦ロック育ちの私がめっちゃハマってます。音楽は有無を言わさず心も体も躍らせる力があるんです。

1回行くと好きなアーティストさんやDJさんができると思うので、SNS追っかけるなりyoutubeやサブスクで音源漁るなり、簡単に情報収集できる世の中です。

勇気を出して楽しそうなイベント行ってみてください。入場無料だったり、大きなイベントのステージに出てたりすることもあるので、そこに紛れてみてもいいかも。

新しいchillout music探したかったらChilly Source

いい大人になると新しい情報にどんどん疎くなるというか、興味あるものの情報収集に必死で他のものが追いかけられないと思うんですよ。
でもなんとなく、カフェでかかってるような心地良い音楽知りたいなぁって方は、日曜の夜のChilly Sourceが配信するyoutubeを睡眠BGMにしてみることをオススメします。通勤中とか仕事のBGMでも、もちろんいいです。何気なく音を楽しみたい、そんな時にいい感じの曲を味わえます。

【SYNCHRONICITY 19】シンクロニシティ、音楽のバラエティー詰め合わせイベント

▼SYNCHRONICITY(シンクロニシティ)行って来た

久々のライブに血が滾るぜ・・・なんてことはなく、前日の眠気を引きずったままたどり着いたは渋谷のラブホ街。ここにはラブホとコンビニと、そしてなぜかライブハウスが密集している。

ライブハウスはTSUTAYAO-EAST、WEST、CREST、NEST、EAST2ndSTAGEなどなど。あとDUO MUSIC EXCHANGEにasiaに、とにかくすごい密集具合。そんなわけでサーキットイベントがよく開かれている。

音楽の趣味が変わるまで存在すら知らなかったSYNCHRONICITYというイベントに行ってきたので、そのレポを簡単にざっくり愛情ぶちまけていきます。イベントの概要はめんどいからリンクから飛んで。

 

▼SIRUPのバースデーライブ、アレンジの鬼

・入場制限えぐすぎワロタ

14時のSIRUPから参戦しようと思い、おそらく入場制限になるだろうと13時に行ったらすでに人がやばい。ドリンク交換は諦め、ジリジリ前に詰めてはいたが、どうやら13時半過ぎにはもう入れない状態だったらしい。途中から来た友人は制限をくらったのでしばらくぼっちフェストなる。

 

・アレンジがかっこよすぎるレベル高すぎる

この日が誕生日というSIRUP、安定して「synapse」からスタートなのだが、もうアレンジがえぐすぎてかっこよすぎて言葉にできない小田和正状態よこちとら。

キーボード、ギター、リズム隊(電子音系)の編成なのだけど、今回は結構キーボードアレンジがすごかった。SIRUPの歌唱力がめちゃくちゃ映える。

 

SIRUP

SIRUP

SIRUPはライブの演出がめっちゃうまいと思っていて、最初に「synapse」とか「maybe」で盛り上げて、途中「LOOP」とか「Rain」で聴かせる。最後に「Do Well」でドーン!!って感じなんやけど、すでに何回もライブ行ってるのに、毎回飽きないし毎回レベル上がってる!って感じるのです。

アレンジを毎回変えて、

  • 聴く人が飽きない
  • 初めて聴いた人も楽しめる

そんなライブを作ってるんですね。まじヤバみの極みだよ。
今回はギターがshin sakiuraだったので、コラボ楽曲の「Cruisin'」も聴けました。

 

youtu.be

 

▼LUCKY TAPESの幸せ時間

SIRUPのあとしばらくは同じ会場のTT(TimeTable)だったので、お酒持って気持ちよく聴きたいLUCKY TAPESのスタンバイ。相変わらずボーカルの高橋さん顔ちっせぇ。遠近法バグりますがね。

・バックバンドのレベルの高さとマルチなメンバー

LUCKY TAPESは3人組なんですが、コーラスのお姉さんとバックバンドにサックスやトランペットのお兄さんがいました。これがすごく良かった・・・。振り付けしてたり、ソロの見せ場もちゃんとある。

ジャンル的にはティーポップ系なのですが、ジャズ感も強くてめちゃくちゃノれます。そもそもメンバーがDJしてたりもするので、楽曲の幅が広いというか。

LUCKY TAPES

LUCKY TAPES

この心地よいメロディアスな曲を難なくこなすメンバーすごい。
一応おすすめ貼りますが、バンドだけでなくDJも良いのでもしイベントあれば行ってみてください。結構ね、海外でもライブやったりしてます。

 

youtu.be


 

▼Tempalayは中毒者続出

LUCKY TAPESの次は、多分今の邦楽ロックの中で1番尖ったオルタナティブバンドTempalay。最初は「なんやこれ」ってなる曲なんですが、聴いていくといつの間にか沼にハマっちゃうようなバンドです。

Tempalayを見るのは1年ぶり!ふぅー!って感じで、アラサー女子がぼっちで酒持ってステージみてたんですけど、周り若い子だらけでちょっと辛かった。

・掴めない空気感がたまらない

リズムもメロも突然変わるし、ボーカルの声もどんどん変調していくし、とにかくペースがつかめない。それがまたウキウキなんですけどね。

Tempalay

Tempalay

いつの間にか正式メンバーになってたAAAMYYYの声が可愛すぎる
このベースのお兄さん、ケンシローだったかな?真顔不動でベース弾いたりして面白いんやけど、こんな独特な楽曲のリズム隊するなんて凄すぎると思います。

この後別のステージにも出てたよ。

・ガム噛みながら聴くような音楽だからさ

とはいえ曲調が独特なので、楽器メインのパートにくると世界観がより謎になり、人混みの中で立ちっぱなしのBBAにはちょっと辛い時間が多かった。

ライブの時に「楽しみ方は自由」とか「盛り上がっていこうぜー!」みたいなのってあるあるだと思うんだけど、Tempalayは「俺らの音楽はガム噛みながら聴くような音楽だからさ」って言ってた。なるほど的を射すぎているたとえ。
自分たちの音楽をよく理解してる=ラッピングがうまい と思いました。


曲は本当にくせになるのでぜひ聴いてね。
個人的には「革命前夜」って曲が1番万人受けかな。でも好きだから「Doooshiyoooo!」貼っとく。

 

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▼お目当!TENDRE!初めまして!

ちょうどイベント前日にリコメンド記事を書いていたTENDRE

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念願のステージでございます!
ちなみにこの前に「ichikoro」っていうゲスの極み乙女のメンバーが3人もいる大人なバンドもチラ見したよ。

・音源そのまま、超落ち着くボーカル

普通に喋ってる声もめっちゃ良いのよ、TENDREさん。
低いけど優しい大人な声。歌ってもそうなんです。聴き心地最高よ。

TENDRE

TENDRE

遠いって?疲れてんだよ。
そういややっとここで友達と合流しました。それまでずっとぼっち。


ここまでのステージ全部入場規制になっていて、会場から出ていなかったので合流不可でした。他の会場も規制すごかったみたいで、このイベントの人気の高さがよく分かる。

・生でも最高のグルーヴ感

TENDREはマルチプレイヤーなのでギターやらベースやらできるんですが、今回はキーボード。サポートメンバーのAAAMYYYのコーラスも相まって本当に最高でした。

大人の最高のチル音楽って感じ。TENDREは1歳しか歳違わんけど。

結構音源まんまなので、初心者の私には嬉しいステージでした。
hanashi」が最高だったな。音源よりも距離が近い(物理的もそうだから当たり前なんだけど)。オーディエンスとステージが会話しているような空間でした。

 

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次は機会があれば野外で聴いてみたい・・・!

 

▼SYNCHRONICITYざっくりまとめ

ちなみに私はまだEmeraldとかDATS、TENDOUJIも見る気だったんですけど、体力の限界ゆえにTENDREで帰りました。渋谷で餃子しばいて帰ったわ。

とにかく人が凄すぎて、近隣からクレームも多かったはず。
規制ばかりで外に溢れている人が多かったのよ。

ここまで人気なのも頷ける。
チル、オルタナ、ロック、R&Bとにかくいろんなジャンルのアーティストが一堂に介していて、尚且つブレイクしてるかネクストブレイクばかり。大御所も普通にいるし。

それなのにチケット安いんですよ。
ちなみに私は2日目のみの参加でしたが、1日目もバラエティ豊かすぎた。でも見たいのが被りまくってたから諦めた。人を分散しなきゃだからTTの組み方うまいんだけど、客側からしたら「なんで!そこが!かぶる!くそ!」って感じでした。

このイベント、来年度の開催も決定してまして、大阪でもやるらしいですよ。
チケット高額になって遠いイベントになる前に、ぜひ参加して欲しいです。

まじ楽しいしコスパ最強だから。

FUJIROCK出演アーティスト、TENDRE(テンダー)の最高なグルーヴ感と言葉選び

TENDRE編始まるよ

"音楽通"ぶれて、オシャレっぽくて、チルくてエモい音楽聴きたい!というミーハー音楽好きさん向けにミーハー音楽好きの私がアーティストをリコメンドする企画第2弾、TENDREをお送りいたします。

 

第1弾のmabanuaはここから見てね。

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TENDERじゃなくてTENDRE

TENDREと書いて「テンダー」と読みます。そもそもアーティスト名がややこしいねん。綴りはTENDERじゃなくてTENDRE。検索するとき間違えた奴プチョヘンザ!

 

元々「河原太郎」名義で活動してましてね。太郎の「T」から名前を探してTENDERにたどり着き、TENDREという綴りに着地したのは特に意味があるわけでは無いらしい。見覚えのない並びで新鮮さを出そう、くらいな感じらしいです。

 

TENDRE

TENDRE

 

マルチプレイヤー・河原太郎のソロプロジェクト

TENDREは、ampelという3人組バンドのベース・ヴォーカル担当/河原太郎のソロ・プロジェクトとして2017年より始動しています。最近多いよねバンドメンバーのソロ活動。第1弾で紹介したmabanuaもそうだし、TempalayAAAMYYYとかさ。

 

TENDREは一応シンガー、ベーシストという位置付けですが、ギター、キーボード、果てはサックスなども演奏できちゃうマルチプレイヤーだそうです。音楽業界もマルチな才能が必要なんですね。マルチじゃないと食べていくのも難しいんだろうけど。ampelでは作詞・作曲もしてますよ。まじマルチ(まじ卍のリズムで読んでね)。

 

私の大好きなバンド、Yogee New Wavesをはじめ、様々なアーティストのレコーディングに参加してたりして、その腕前には一目置かれてるぽいです。
ミュージシャンとしてのキャリアは大学卒業後くらいからスタートしているらしく、88年生まれ(最後の昭和)らしいので、もう10年くらいのキャリアがあるんですね。

 

TENDREの楽曲はその名の通り、柔らかくて心地良い

楽曲はこんな感じでござる。

 

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私のLINE MUSICも今これ。
このなんとも言えないグルーヴ感、ヒップホップともシティーポップとも、R&Bともソウルミュージックともちょっと違う、不思議な浮遊感が最高

 

歌詞もねぇ、結構面白いんですよ。
CINRAさんのインタビューでは次のように語っております。

 

「言葉」をちゃんと曲として表現できたという意味で、浄化できたというか。今回のアルバムのテーマだったのが、「パーソナルな言葉に向き合う」ということだったんです。心地いいだけの音楽にしたくはなかったし、音楽という表現のうえで言葉を使うことの重みに、ちゃんと向き合いたくて。

 

ちなみに今回のアルバムってのは「NOT IN ALMIGHTY」です。
さっきyoutubeのリンク貼った「DOCUMENT」も収録されてるよ。収録曲でもう一つ面白いなと思ったのが「HANASHI」。

 

youtu.be

なんだろうな、シンプルなんですよ言葉選びは。
会話をしているような、話し言葉な感じが独特なんですかね。

「アーティストとリスナー」というよりは友達同士の会話みたいな。

 

ちなみにampelはこんな感じだよ〜!

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FUJIROCK出てます、今年も出ます

2017年始動にも関わらず、2018年のFUJIROCKに出てます。しゅごい。
そして今年も出ます。FUJIだけでなく、国内の主要なフェスには出るみたいですよ。VIVA LA ROCKとかARABAKIとか。

ちなみに私は「CROSSING CARNIVAL’19」に参戦を目論見中。

TENDREのライブにはまだ行ったことがないので、このゆるい雰囲気がライブではどう変わるのか、すごく気になるのでライブ行ったらまたレポ書きます。多分ね。

てか忘れてたけど今日synchronicity行くわ、TENDRE出るわ。

 

あ、ちなみに楽曲提供なんかもしてまして、あのUNIQLOの『EZYアンクルパンツ』のWEB CM音楽を担当してるみたいです。


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多分結構人気出ると思うんですよね。
mol-74がメジャーデビューして、King Gnuがくそバズった私の感覚って、割と一般受けミーハー感覚だから結構信頼してくれていいと思うよ。