odolとmol-74がやばい、美しい。マジで。
さてさてね、前記事で「差別化できないよバンド。」みたいなことを書いた私ですが、そんな中で「なにこれヤバめ」とものすごく頭の悪い感想を持ったバンドが2つ。
ヤバTは売れるのかしらね、わたしも猫飼いたい。
さて本題。odolとmol-74です。
美しいんだわ。あ、雨のパレードもそうなんだけど前回ちょっと書いたから、ここでは割愛させていただきます。
まずね、mol-74からいきましょうか。
モルカルマイナスナナジュウヨンと読むらしいです。
どうやったらそんな読み方するのかお姉さんに教えてくれ給へ。
京都発らしいっすよ。あまり情報がないんですが、
映画音楽みたいな感じですよ。
オルタナティブロックバンドらしいです。
オルタナティブなんぞや。
わたし意識高い系でもバイリンガルでもないんや。
教えてグーグル先生。
wikiによるとですね、商業的なものや流行音楽とは一線を引き、普遍的なものを追い求める精神や前衛的でアングラな精神を持つ音楽らしいです。
果てしない厨二病ってことでまとめたら乱暴かしら。
単語を馬鹿みたいに並べるのであれば、刹那・叙情・繊細って感じです。
ニホンゴムズカシイネー。
とにかく美しいんですわね。
ボーカルの高い声と、コーラスでそれをさらに際立たせる感じ。
一瞬時雨のTKかindigo寄りの絵音さんかと思うような。
MVがそうであるように、曲が持つ世界観が身体にしみこんでくる感じです。
声も楽器みたい。演奏もロックというか、クラシックに近いくらい上品。
続きましてodol
夜の本気ダンスとかフレデリックを想像したんですが
踊れるロックじゃねぇわ、ぜんぜん踊れねぇわ。
シンプルなタイトルだからこそわかりやすい歌詞というか、
ほんとうにそれを歌っているのだなという感じ。
曲もシンプルだと思うんですよ。
シンプルというか、余分がない、余計がない。
だからこそ響いてくるというか。
こういう音楽、案外少ないですよね。
みんな技術に技術を重ねて、油絵みたいに塗りたくって。
もしかしたら塗りたくりすぎてシンプルに感じてるだけかもしれないし
見えないところにたくさんの技術が練りこまれているのかもしれませんが、
洗練されたとか、あか抜けたとか、そんなサウンドです。
見た目とちょっとギャップが。
mol-74はまさにだったけど、なんか意外な感じです。
金髪とかマッシュヘアがいないぜ。
邦楽しか聞かないから分からないんだけど、
邦ロック、いますごくアツイのよ。
でも飽和してる感も否めなくて。
ファーストフードみたいに手軽に聴けてしまうし、
わたしバイト代CDに突っ込んでたのに、いまほぼ買わないもんな。
手軽に聴くからその手軽さにハマるような
4つ打ちとかダンスロックとかEDMアレンジとか
そのへんが台頭してきて。
こういう時間のかかるゆったりずっしりは
世間の流れから見ると違うかもしれないけど、
たぶんわたしみたいに
そういう面倒な音楽に飢えてる人も
いると思うんだよね。