愛と孤独とロックンロール

音楽カルチャーを自分勝手に愛するブログ

国内で1番のおしゃれフェス Greenroom Festivalにソロ参戦してきたよ


横浜赤レンガ倉庫。海とレトロな建物、ちょっと歩けばシティーという最高のロケーションで開催されるGreenroom Festival
去年に引き続き2019年も参戦してきました、今年は初の2DAYS。


なにがどうオシャレなのか、どんなファッションで行けばいいのか、どんなアーティストが出てたのか。
半分以上ソロ参戦してた私が、グリーンルームの楽しみ方を説明していきましょう。


ちなみに1日目は後述してますがTwitterが繋いだ奇跡の美女が同行しまして(半分は1人でステージ間動き回ってた)、2日目は夕方に友人が来るまでソロ参戦してました。全然1人でいけます、そのくらい充実の内容なんです。


サーフカルチャーに注目せよ

そもそも神奈川県ですからね、海沿いですしね、サーフカルチャーにフィーチャーしたイベントなわけですよ。

サーフ系のファッションブランドから
スポサンのteva、ギターのフェンダーなどなど
とにかくファッションやカルチャーの出店が沢山。しかもこの出店エリアはチケットが無くても入れる無料エリアで、なんとここにもステージかあるのです。


ここのステージでは向井太一LUCKY TAPESといったシティーポップ大好き勢にはたまらんラインナップが出演していて、無料ってマジで贅沢すぎる。


正直な話、1万/日くらいのチケット買わんでも楽しめる。音漏れ全然拾える。だからとりあえず1回行ってみてほしい。

Greenroom Festival 2019のアーティストラインナップ

全部載せるのは面倒なので私が 見た/見たかった アーティスト様たちをpickします。感想もちょちょっとつけていくよ!

DAY.1

- king gnu
一発目のアーティストでこんなに集客あるグリーンルームは初めてだ。2018年にバズったgnuの勢いは2019年もまだまだ続くらしい。

ちなみに去年の同じ日はMETROCKの最前列でking gnuを観てたのだけど(もちろんぼっち参戦)、その時たまたま隣に居た女の子と後々Twitterで繋がり、なんと1年ぶりに隣でgnuを見た。なんの奇跡か。チケット余らせてTwitterに書いたらリプくれて、1年ぶりの再会となりました。

音楽ってこういう奇跡生んでくれるよね。最高。

- Yogee New Waves
安定、ほんと安定。5月とはいえコンクリートグリーンルームはとにかく暑い。もはや夏フェス。そんな初夏の気候に、海沿いで聴くYogeeはほんと間違いない。ride on waveだよなほんと。

- 向井太一
Yogeeとタイテがだだ被りしやがって運営にマジ切れした(心の中で)。向井太一はシティーポップなのかな、オシャレなんだけど軽すぎなくて結構ロックな一面もある。実はライブを見たことがなく、念願だったのでヨギーの前にダッシュして見に来た。

そもそも本人がオシャレで、ファッションも人気なのだけど、ファッション好きな人って"見せ方"が上手い人多くて、向井太一も例によってめちゃくちゃステージの演出がうまかった。見せ方をよく知っている。音源と変わらんくらい歌もうまい。

  • YONYON
  • KICK THE CAN KREW

- 中村佳穂
歌うますぎてビックリした、声量すごい。
ほんでバリバリにMC関西弁でおもろい。

  • Nakamura Emi

- Nulbarich
JQさんのファッションほんと真似したくてもできないヒッピー的な可愛さがあるんだけど、グリーンルームフェスを意識してなのか緑のパンツだった。
それがまた似合うしめっちゃオシャレなの。半端ねぇわ。フェスカラー入れてくるとか心配りもできるのかよ最高だな。

とにかくnulbarichのサウンドと声は耳心地が良い。そしてゆるいMCがたまらん。「宴もたけなわソングですが〜」なんてゆるゆる歌っちゃう。

SIRUPとAmPmのタイテが被ってたのも、マジで運営の無能がぁあ!!ってなるんやけど、SIRUP好きな人は絶対AmPmも好きだし、逆も然り。

分散させるには賢いタイテだと思います。


ちらっと書いたのですが、グリーンルームはマジでシャレにならんくらい暑い
ティーだし海はあれど山はないし、建物もレンガである。あっちぃんだ、ほんと。
ビール飲んでも飲んでも汗で出ていくから1回もトイレ行かなかったもんね。


そう、一発目からking gnuではしゃいだので、体力限界に陥りSIRUPもAmPmも諦めて帰りました。
なんてこったパンナコッタ。でも人が溢れてヤバかったらしいので、賢明な判断だったと思いたい、悔しい。

ん?AmPmなんぞやって?アムパムっていうクリエイターだよん。

youtu.be


DAY.2

うまいしライブ面白いんだけど寝坊したわ。

- EGO-WRAPPIN'
生きてる内に生で聴きたいアーティストリストに入っていたエゴラッピン
もうね、大満足。あんな小さくて華奢な身体のどこからあんな声が出るんだ。リズム感の鬼。

- LUCKY TAPES
どうしても見たくてEGO-WRAPPIN'を途中で抜けてステージを移動してLUCKY TAPES。キラキラしてるんだよねLUCKY TAPESのサウンドは…。
高橋さんの綺麗な高い声は本当に耳が幸せになる。

- FIVE NEW OLD
ぶっちゃけベストアクトかもしれない。ずっと知ってたやっと生で見れたのだけど、リハでmaroon5の「sugur」を歌っていて、それでもうオーディエンスが沸いてた。うまいな。ジャンル的にいうと何なんだろうな、オシャレ系ですとりあえず。youtube載せとくわ。

youtu.be

関西のバンドなんだけどさ、MC関西弁なのよ。あざとい。
ボーカルのかわいい顔面で関西弁は関西出身の私が聞いてもあざとい。
ベストアクトだな、と思った理由はですね、ステージ上でとにかく楽しそうに歌うんです。ぼっち参戦してるので、楽しさを分かち合うこともできなければ酒に泥酔することもできない。なんだかんだフェスは1人でも行けるけど誰かと行った方が楽しいのだ、正直。好きに動けるのは楽だけど。そんなぼっちオーディエンスすら「楽しまなきゃ損だ!」と思わんばかりに楽しそうに歌うんですよ。1回生で見てほしい。

- TENDRE
いやぁ最高だったわ。サングラスがmoscotのグリーンのやつだったのもオシャレで最高。
TENDREはハマっ子なので、胸熱な出演だったようです。
コーラスにはtempalayのメンバーでもありソロでも活動しているAAAMYYY様。
いろんなアーティストのコーラスで出てるよ。このステージではAAAMYYYの曲も披露されました。

TENDREの喋り方はとにかく落ち着く低音ボイスの癒しトーン。歌う時もそんな感じで、とにかく心が穏やかになるα波的な音楽。最高。歌詞飛ばして笑って誤魔化してたのも最高。

- ORIGINAL LOVE
接吻を生で聴けたのは人生の宝。
- CHARA
妖精。天使。もうファッションもメイクも全て可愛くて、歌うように喋るんですよ。今も昔と変わらない声量で、あの独特な声で、シャウトもかましながら歌う。本当にパワフル。

ゲストにTENDREも出て、ステージにはTENDREのステージにも居たクラックラックス小西遼さん。サックス奏者🎷なんですけど、小西さん本当すごい。歌えるしアドリブききまくるし、勿論うまい。そして長いキャリアを持つCHARAが、こうやって若いアーティストとコラボする、その柔軟性を心から尊敬する。進化し続けるんだね。

まさかの息子も登場し、大切を築くものを2人でセッション。オーディエンスのあちこちから「エモだな」の感想が。泣くわ。

  • yahyel

体力の限界で見れなかった...悔しいほんと…


オシャレフェスには何を着ていけばいいの?

グリーンルーム国内で1番オシャレなフェスだ、と個人的見解をしてるんですが、行けば分かる。客が全員バチクソにオシャレ


  • 半パンにソックス、スニーカーという難易度高いファッションを着こなすイケメンお兄さん
  • キャミソール着たセクシーな肩出しお姉さん


とにかくお客さんを見てるだけで楽しい。


オシャレだし、あと顔面偏差値も高い
ごめんけどロッキンでもメトロックでもビバラでも見たことないくらい偏差値が高い。笑
バンドT着てるやつなんてほとんど居ない。


で、私はどんなファッションをしていたかというと、日焼けしたくないマンなので長袖シャツ着てました。あと帽子とサングラス。ディッキーズのゆるいパンツに足元はteva。カバンはmont-bellのサコッシュ。現金はジップロックに入れて、日焼け止めとリップと携帯だけ持ち歩いてたよ。



秋口にはローカルグリーンルームが開催

去年からだったかな、このグリーンルームフェスを少しこじんまりした規模のLocal Greenroomが今年も開催されるぽいです。個人的にはこっちの方がオススメ。暑さがだいぶマシ。めっちゃ気持ち良いです。


グリーンルーム気になるな、という方は、ぜひ秋口のローカルグリーンルームから参戦してみてください。チケットも5月のより安め。

グリーンルームの楽しみ方 - 番外編

行ってみたいけど、気になるけど、という方はね、チケット買わずに無料エリアに遊びに行ってみてください。雰囲気が分かるし、ステージも見れる。

赤れんがの中の施設も普通に営業してるので、赤れんがで遊ぶこともできるし、ちょっと歩くとマリンウォークというところに行けます。

アパレル、カフェ、雑貨屋などが入っているマリンウォークは、SNSでよく見る羽の絵が描かれた壁があるところです。

ちょっと疲れたな、次のステージまで時間があるな、ってときは、マリンウォークでの休憩をオススメします。

こんな感じで海を眺めながらぼーっとできます。コーヒー買って音漏れ聴きながらチルできるよ!


フェスが終わったらワールドポーターズで買い物してご飯食べてもよし、野毛でハシゴ酒も良し。オススメは野毛。赤羽とか上野的なところです。


駅から歩ける場所ってのも最高だね。
馬車道駅日本大通り駅から10分ほどです。



そんな感じで2019年のGreenroom Festivalレポでした。マジでオシャレでチルくて、予想外の暑さ以外は最高のフェスです。横浜という土地を満喫したい人にもおススメ。無料エリアだけでも遊びに行ってみてね。