愛と孤独とロックンロール

音楽カルチャーを自分勝手に愛するブログ

自粛期間にオンラインフェスを楽しんでみたけど何か違う

いま1番不安なのは「出口が見えない」こと。
ゴール見えなきゃ戦い方も分かんねーべ!

コロナで絶賛お仕事が暇、もちろん行く予定だった/行くか悩んでたフェスも中止。毎年行ってたグリールームも、出演陣が私徳でしかないシンクロニシティも、海と山の最高のロケーション森道市場も無くなりました。




まじファッキンコロナ!

オンラインフェスなんぞや

エンタメ業界は死屍累々なわけですが、最近はね、オンラインフェスという言葉を見かけるようになりました。

まさにこれ書いてる今日もやってるんだけど、m-floTaku☆Takahashiさんを中心に開催された投げ銭もできるBLOCK FESは大盛り上がりでした。

blockfestival
BLOCK FES 5/5の豪華ラインナップ

LINE LIVEだったりYouTubeだったりでライブ映像を配信してくれるわけですよ。

基本的には視聴無料
グッズを買ったり投げ銭をすることで支援もできます。


インターネット環境があれば楽しめるし、遠方で行けないようなイベントも家で楽しめるわけなので、今後もこういうものは続けられていくだろうなと思います。

オンラインフェス、わたしには向いてない

そんなこんなで何度かオンラインフェス楽しんでみてます。3回くらいかな。

BLOCK FESとスピンコースターとchilly source366village
あとなんかDJのやつ、名前忘れたけどbatsuくんとokadadaで優勝しました。


onlinfes
これは自宅で366villageを楽しんでいる様子です。


まず前提としてね、楽しいんですよ。
楽しいし、エンタメ不足の自粛期間にこういうコンテンツを提供してくれるのとても嬉しいんです。

ちゃんと投げ銭もして、あとあとその額にビビってアルコール度数は7%以下にしよう、と思うくらいには経済も回しました。


ただね、ワイにはあまり向いとらん。

  • PCの前から動けないのつらい
  • ステージの行き来がないから逆に疲れる
  • やっぱ酒飲んでてもいまいち盛り上がれない

こんな感じですね。

映画好きなのに家ではあまり映画を見ないくらいに、画面に集中するの苦手なんです。

フェスなら疲れたら違うステージまで散歩してもいいし、転換の時間にビールを買いに行けばいい。
でも家だと数歩歩けば冷蔵庫だし、1Rのわたしの部屋に散歩という概念はない。


リアルフェスよりいいのは日焼けをしないこととトイレが混まないことくらいだ。


オンラインフェスでベランダに出て優勝してみる

猫の額ほどのマンションのベランダにキャンプ椅子を出して、ビール持ってイヤホンして楽しんでみたりもしました。

これわりといいんだけど
イヤホンがどうにも粋じゃないよねぇやっぱ。


臨場感とか一体感とか開放感が
やっぱりどうやっても足りない。

サングラスかけてビーサンはいてみてるけど全然気分乗らない。
そらそうやでな新幹線がすぐ近く通るんだもの…。


結論、とにかくお酒飲みまくって無理やり楽しむしかない。でもフェスほどお酒も進まない。

リアルのバーチャル再現は限界がある

第1回目のBLOCK FESはやっぱSIRUP兄さんがすごくて(回線がいいのか音も良かった)、コールアンドレスポンスもしてくれるし、チャットでみんながワイワイしているのを見ると、多少は一体感も味わえる。

楽しいんです、ほんとに。

でもやっぱね、日差しとか外で飲むビールの美味しさとか、はしゃいで散歩してなんなら芝生に寝っ転がって生音聴く贅沢とは違うんですよね。ブルーライトを浴びながら、回線に頼って見るフェスはなんだかやはり寂しいです。


あとYouTube見てる感がどうしても出てきちゃって、いつでも見れるか、って思っちゃう。


その瞬間だけの、あの言葉に言い表すことができない高揚感がとても恋しくなります


オンライン飲みしながらオンラインフェス見たり
LINEとかで盛り上がりながらオンラインフェス見たり
ベランダ出てみたり

でもどうにも変な疲れの方が上回っちゃいました。


ただね、これからもどんどん開催してほしい。
今日は仕事の都合でBLOCK FES見れてないんだけど、エンタメがビジネスとしても人を支える大事な文化としても死なないように。

みんなフェスやライブ無くなった分たくさん投げ銭しようね!デジタル通貨ほんと手軽で怖い!

2020/3/25の新譜配信ラッシュやばくない?SIRUPにiriに徳利もだよ?なんの記念日?

最近はだいたいSNSを通して推しアーティストの新譜配信や解禁情報を知る。Spotifyの有料会員である我は、サブスク解禁と同時に新譜をとりあえず自分用の「最新お気に入りプレイリスト」にぶち込むんだけど、3月25日はいったい何があったの?

 

3月25日にリリースがあった推しアーティスト

  • SIRUP「CIY」
  • iri「Sparkle」
  • shin sakiura「NOTE」
  • okkaaa「okkaaa pt.Ⅱ」
  • 徳利「REVOLUTION」
  • SARA-J「ADHD
  • kureino,15MUS「春に」
  • さとうもか「empty dream」
  • Rin音「Cherry Blossom
  • 西恵利香「1LDK」
  • 大比良瑞希「ムーンライト(feat.七尾旅人)」

 

え〜何事〜幸せ〜〜でもいじめ?

夜中の24:00よ、てっぺん超えてんのよ。

しかも君達何人かはアルバムだよね?

ぇぇええありがとうありがとう

 

当たり前だけど全部追っかけられていない。

バビュンと聴いてやばかったやつをでれれれっとメモをする。

 

SIRUPやっぱヤベェ「CIY」最高

前作「FEEL GOOD」から約1年。え、まだ1年?

すでにリード曲「Why Can't」は先行リリースされていて、ヤベェなあやっぱかっこいいなシラ兄さん!とか思ってたんだけど、ざっくりアルバム聴いて思った。

MAIGP -feat.Joe Hertz」がほんまにやばい。

 

ちょぉもう聴いて

open.spotify.com

見事にJoe Hertz沼にはめられてしまった。

 

誰やねんと思ってググったら

Joe Hertzはロンドンを拠点に活動するR&Bプロデューサー。

とのことでした。 参考:https://butters.jp/styles/joehertz/

 

めっちゃかっこよくて即Spotifyでフォロった。

こうやってどんどん沼が増え、安易にその沼に手が出せてしまうんだから、サブスクってほんと全ヲタクが課金しまくるべきサービス。 

 

SIRUPの抜群の歌唱力に、文句なしにかっこよすぎるメロに、

なんかもううわぁぁぁってなって何回かリピートしたせいで他の新譜にたどり着くまでめっちゃ時間かかった。

 

個人的に「synapse」とか「バンドエイド」とか、SIRUPにどハマりした頃ほどの熱意が無かった最近なんだけど、思いっきり引き戻されちゃうくらいバチバチの作品になってます。

 

俺たちのSARA-J、優勝

Ok,Alrigt」からどハマりしているSARA-J。

まずこの曲から聴いてもらおうかしら。

youtu.be

久々にYouTubeで検索したらいつの間にかMV作られててワロタ。

SARA-Jについてはこちら

SARA-Jは海外のR&Bに影響を受けて、日本のみならず世界を視野に入れた楽曲を、プロデューサー・fofuと共に制作。シンガーとプロデューサーのふたりタッグで、ジャンルにとらわれない実験的なR&Bサウンドを追求しています。

 

若いいけてるR&Bお姉さんってことで 認識させてろてるねんけど、新曲「ADHD」、mめっちゃかっこいいほんま。

open.spotify.com

日本を代表するイケおじことstaRo様も参加なさってるぅ

何がそんなかっこいいって理由を言語化できないんですけど、エモい

 

アップビートだし、でもソウルとかR&B要素もありつつ。

SARA-Jって「OMAE」って曲もあるんだけど、ほんと素っ裸でぶつかってくる感じでめっちゃ生々しくて、でも曲や声が綺麗だからいやらしくなくて最高。

 

徳利にいい生活して欲しいからみんな「REVOLUTION」聴いて

私が徳利を知ったのは2019年末。

音楽おさめにPLUS TOKYOの「OLの宴にいった時のことだ。

 

愛してやまないぷにぷに電機ちゃんにkick a show兄様に、m-flotofubeatsといった私得ラインナップの中、意味がわからんかった「徳利」という名前。

 

ええ、どハマりしました。芸人なの?

 

普通の曲聴く前に徳利がどんだけいいか知って欲しいから

まずはSounCloudから聴いておくれ。絶対聴け、まじで損しない。絶対笑う。

soundcloud.com

好きな人に気持ちを伝えられない女の子、いつの間にか体重軽くなれ

ってなに?天才?まじで出張iPod DJしに来てくんない?

 

まぁほんとおもしれんだ。

そんな徳利、Spotifyに全然曲なくて、やっとこさ配信されたのが「REVOLUTION」なわけ。まじで満を辞した。

 

推し曲はこれかなぁ

open.spotify.com

 

無条件で元気でる。

あと個人的にインスタのストーリーがツボだからみんな見て。

www.instagram.com

 

shin sakiuraってまじいつ寝てる?

いろんな人とコラボしたり楽曲制作したり、ライブにもよく出てるのにいつの間にアルバムなんか作ったん?どういうこと?寝てる?

 

アルバムまだしっかり聴けてないけど、

とりあえずkan sanoとのこの曲はめっちゃ良い。

open.spotify.com

AAAMYYYとかmaco maretsとか、

サブカル音楽業界大注目のアーティストとのコラボ曲も最高。

 

iri、大比良瑞希西恵利香、女性アーティスト強い

iriちゃんはもう確固たる地位を築いてるよね。

どのイベント行っても1回はiriちゃんかかるし、みんなめっちゃノる。

会いたいわ」とかのメロウな感じも好きだったけど、やっぱ「Sparkle」みたいなのがiriっぽい

open.spotify.com

変調が入るのがクセになっちゃうんだよなぁ。

 

大比良瑞希ちゃんはアロエの花以来結構好きなんだけど、

何だろうな、この懐かしいような感じ。

 

youtu.be

これを知ったのは夏も終わる頃だったけど、

この曲を聴くと夏の空気になるんだから、ほんとすごい。

 

有名なのは「いかれたBaby」のカバーだろうな。

 

細くて切ない、でも聴いてて不安にならない不思議な声の瑞希ちゃんが、サーカスナイトでサブカルクソ女たちを墓場に持ってった七尾旅人とコラボって、ゾンビ化するやんけ。

open.spotify.com

 

最初セーラームーン的な奴を想像したら普通に違ってワロタ。

Night Temp絡んでるかと思ったわ。

 

西恵利香のトラックをmikeneko homelessが作るのマジ卍

去年バチクソにハマってしまったプニプニ電機とか、luluとか、チェルミコでめっちゃ好きな「Baloon」とかを作ってるmikeneko homeless様。

 

それがついに西恵利香さんとこにも…

 

三毛猫さんの作る曲って、石田衣良が描く女性主人公の切ない恋愛小説にちょっと似てて、何でこんなこと分かるの?って問いただしたくなるくらい切ないのだよ。

 

open.spotify.com

新生活、誰かとの生活。

 

 

ほんとはちゃんと書きたいんやけど

ワイ音楽は好きなだけで技術も知識もないし

 

でもリスナーだからこそ感覚の感想垂れ流せるから、それはそれでいいか、と開き直って珍しく更新した次第。

 

TwitterもInstgramも荒れに荒らしてしまいそうだったから

アンネの日記よろしく(失礼にも程があるが)、インターネットの海に気持ちを放流させていただきました。

 

 

コロナで悲しいことばかり。

くだらないことで笑いたくても、Twitterはみんな怒ってるし

TVも全然笑わせてくれない。

 

そんな時にこんな風に感情を昂らせてくれる音楽は、やっぱり偉大。

WONK × TENDRE at 東京キネマ倶楽部「ヨカノスゴシカタ」

2020年になってもう桜が咲きそうなんだけどみんな息してる?2020年の目標が「音楽ブログ、せめてライブ記録だけでも書く!」だったのに(表向きには「健康」って言ってる)、びっくりするくらい更新頻度が上がらないこのブログ。ウケる。

 

ファッキンコロナって感じでね、行きたいイベント、行く予定だったイベントがことごとく消え去っていき、暇になったのにライブに行けないフラストレーションでブログどころじゃなかったんだわ。

 

本格的なフェスシーズンが始まる前になんとか書くか、ということで、2020年1発目目のライブレポを今更書くよ!

 

WONK × TENDRE at 東京キネマ倶楽部「ヨカノスゴシカタ」

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東京キネマ倶楽部

2020年1月30日、仕事もそこそこに、東京生活5年目にして初めて降り立ったのは「鶯谷」。この日のイベントは、ディープな街のディープな会場「東京キネマ倶楽部」で行われる。その名もWONK × TENDRE at 東京キネマ倶楽部「ヨカノスゴシカタ」

 

WONKかっこよすぎてついていけない

日本人置いてけぼりバンドことWONKは、バンドメンバーが全員バカみたいなプロ集団で、歌詞は英語、リズムやメロはバッチバチにかっこいいjazzy。ぼーっとしてるとリズムに乗れないレベルでめちゃくちゃおしゃれな音楽やってる。置いてないで、ってなるレベル。

 

ちょくちょくいろんなイベントで見てるんだけど、毎回まじで圧倒されるんだよね。ゆったりなセトリもいいけど、個人的にはボーカルの長塚さんが色気を爆発させるアップテンポのセトリのが好き。この日はどちらも混ぜられたバランス最高の甘辛MIXって感じでした。

 

個人的にライブで1番好きなのは「Gather Round」だ。

youtu.be

 

いやいやいやいや日本人離れしすぎほんと

かっこよすぎ難しすぎ酒進みすぎて飲みすぎちゃうやつ。

 

WONKは長塚さんの日本人離れしたセンスのボーカルが目立つんだけど、他のメンバーも頭おかしい( 褒めてる)んだよな。

 

ちなみにWONKは「ステージにめっちゃ人いるな」って思われがちですが、メンバーは4人です。いつもめっちゃステージ沸かすサックスの人(MERLAWの人だと思うんだけど)が正規メンバーじゃないのほんと草。

 

キーボードの江崎さんは、King Gnu の常田大輝率いる「millennium parade」にも参画しているんですが、キーボードってそんな表現できんの?ってドキドキさせられちゃうし、ベースの井上さんとドラムの荒田さんがしっかり締めるから、あんなjazzyな曲がきちんと成り立つんだと思う。自由にやってるようで散らからないから上品。

 

Gather Round、Loyal Man's Logic、Sweeter,More Biterあたりは押さえておいて損はない。Spotifyとかのサブスクにあるから聴いて。

 

登場が銀幕からでほんとかっこよすぎて死ぬかと思った。

いいハコだなぁ東京キネマ倶楽部

 

TENDRE愛されすぎバックバンド豪華すぎ

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TENDRE

 

誰がTENDREでしょう!正解はセンターで歯痛ポーズしてるお兄さんだよ!

 

普段からおしゃれなTENDREさんやけども、この日かカチッと決めててまじかっこよかったけど相変わらずMC結構ポンコツで尊かった…。

 

TENDREといえばね、バックバンドが豪華すぎる(私はTENDREバンドと呼んでいる)から、まずそこから話していい?私は「TENDREを観に行く!」というより、「TENDREバンドを観に行く!」という気持ちが大きいのだ。そのレベルよ。

 

サックス:小西遼

CRCK/LCKSのリーダーでもある小西さんは、サックスもやべぇ(バークリー音楽院奨学金を得て留学、首席で卒業)んだけど、もうね、コーラスがヤベェの。

Night & Day とかマジで最&高。あと1曲、イントロで数字カウントする曲があるんだけど、それがマジでプロすぎて鳥肌立つ。リズム感、低音、裏声、やばい。

 

ベース:高木祥太

Chara姐様のバックでもベース弾いてるお兄さん、実はBREIMENというバンドのメンバーでもあります。TENDREの楽曲っていわゆるチルくて耳心地最高な感じなんだけど、高木さんのベースって割とガッツリ力強くて、それがなんか良いパンチなんだよ…

 

コーラス、シンセ:AAAMYYY

昨今のサブカル語りたきゃとりあえずAAAMYYY好きって言っときゃ問題ねぇよ、って感じのサブカルお姉様。やばいマジでやばい。生まれ変わるならAAAMYYYの声になりたいってくらいすんごい透き通った可愛い声がめっちゃコーラスに映える。所属してるTempalayってバンドでもそうなんだけど、曲によってはゴリゴリにラップするからそこもすこ。

 

ドラム:松浦大樹

完全にサブカル女子が大好きな顔面をしてる。けど問題はそこじゃない。私が大好きなシティーポップバンドLUCKEY TAPES でもサポートをし、She Her Her Hersというバンドの正式メンバーでもある。松浦さんのドラムを観て初めて「ドラムってポップなんだ」と思えた。軽くて、でもきちんとビートは刻んでて。

 

こんなプロ集団を率いちゃうTENDREの愛され度合い、ほんとすごい

曲もねぇ、とっつきやすいのよ。声は割と低音で、あまり音域が行ったり来たりしないから、とにかく心地よくてすごく耳障りが良い。

 

一時期LINE MUSICにも設定していた「DOCUMENT」が私の推しだ。

youtu.be

 

この日のライブではAAAMYYYのソロ曲でTENDREとコラボしている「KAMERA」も披露されたんだけど、これがまた最高なのでこれも置いとくね。

 

youtu.be

 

「ヨカノスゴシカタ」には贅沢すぎるツーマン

jazzyでガッチガチのプロ集団WONKと、とっつきやすさの中に職人技が光るTENDREのツーマンは、ライブの名前になっている「ヨカノスゴシカタ」にはいささか豪華すぎる。ただバランスが最高。このツーマンは定期的にしてほしい。

あとマジでジャズっぽい曲が好きな人はこの組み合わせはたまらんよ。サックスの色気にぶち殺される。

 

ちなみにここ東京キネマ倶楽部エゴラッピン様もライブしたりするらしい。最高かよ。ここの雰囲気を味わうだけでも価値はある。

 

ちなみに鶯谷には「鶯谷」という焼肉屋があって、ここがめっちゃ美味しいらしいので、是非とも次の機会にはリベンジしたいものだ。

 

日本の音楽シーンでここまでプロ中のプロが集うイベントはなかなかないんじゃないの?というレベルの最高なライブで2020年のライブ初めを納めました。

 

ちょこちょこイベントには行ってるのだけど、なかなかライブは行けてないのが悲しいところ。オススメのバンドはありすぎて書くこと考えたら吐きそうだから書けない。需要あったらそのうち書くよ。行けたら行くよ、くらいのテンションだけど。

 

ロッキンにグリーンルーム、CulPoolからSANMA DISCOまで、サボってたライブ備忘録をまとめて更新

え、更新サボってたらもう4ヶ月経ってるやんウケる(笑)。

ありがたいことに仕事に恋に忙しく、好きなアーティストも増えたしイベントにもよく顔だしていたので、書くべきことはたくさんあるのですが筆が進みませんでした。というわけで、前回のライブ録「国内で1番のおしゃれフェス Greenroom Festivalにソロ参戦してきたよ」から2019年9月末頃までの、覚えてる範囲内のフェスやらライブへの参加録を残していきます。

 

海と山とサウナとプール!森、道、市場サイコー

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森、道、市場

実は行ったことがなくて、でもずっと行ってみたかったフェス、愛知の「森、道、市場」へソロ参加してきました。後半は友達が合流し、ずっとビール飲んでました。

 

豊橋駅蒲郡駅まで電車でひょろひょろ、そこから歩きで会場まで行けます。

出店の多さにビビる。私はコーヒーを偏愛しているのですが、東京と神奈川でお世話になってるコーヒー屋さんが出店しており、まさかの知り合いにも遭遇しました。

飲食物はもちろん、革製品や服、カルチャー系の出店もたくさん。それだけで楽しい。

 

私的に楽しかったのは

ってとこですかね。ほんとはDJ陣をもっと見たかったのですが、BBA体力無いからその辺は都内のイベントにかけました。久々にbrahman見たけどTOSHI-LOWやっぱカッケェな…。

 

セク山さんのDJが楽しすぎたんだよな。SuchmosやSIRUPというアガる曲はもちろん、唐突に久保田利伸とかかけるの神かよ、ってなった。なんだかんだ邦楽盛り上がる説

 

森道市場は安いし東京からも近いし、1人でも全然楽しめます。これはもう毎年行けるようにしたい、できればキャンプか車中泊で夜中も見たい…。おすすめフェス。

 

ROCK IN JAPAN FES 2019

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ROCK IN JAPAN FES 2019

まさか5年連続?来るとは思わなかったのですが、友人がチケットを余らせていたので急遽参戦してきました。あっちぃ…

過去のロッキン記事はこちらから↓

musiq.hatenadiary.jp

musiq.hatenadiary.jp

もうMAPも完全に把握していたので、見たいやつだけテロテロ回りました。マジで締め切り前日だったのでPC持って参加して後半仕事してたのですが、WANIMAと10FEETはBGMに向かない。

 

見たアーティストはこんな感じ

もうね、書くのはmol-74Lucky Kilimanjaroだけにするわ。

 

mol-74、まじで涙出るかと思った

東京に来て初めて行ったライブハウスで彼らを見てからもう4年ほど経つのだけど、それからこの美しいオルタナサウンドに惹かれていまだに聴き続けている。

musiq.hatenadiary.jp

生で見るのはめっちゃ久しぶりなのだけど、声の透明感やサウンドの不思議な奥行きは健在。野外で大きなステージでも無いのに、あんなに耳が幸せな音ってあります?くらいの勢い。個人的にお気に入りの「ノーベル」を聴いた時は鳥肌ものだった。

youtu.be

 

マインドがポップな陰キャラはLucky Kilimanjaroを聴け

ロッキンに参加する少し前からよく聴いていたラッキリこと「Lucky Kilimanjaro」。これはレコメンド記事を書こうと思ってまだかけていないのだけど、いわゆるシティーポップバンドである。

 

生で見るのは初めてなんだけど、音源より全然いい、マジでいい。

ラッキリは引きこもり隠キャを公言しているし、なんなら「引きこもり最高!」みたいな歌も出しているのだが、音が鳴った瞬間嫌でも楽しくなってしまう。ひたすらに楽しいし、ついついリズムに揺られてしまう。

ボーカルの幸丸さんのパフォーマンスが圧倒だ。踊る、動く、歌う。これだけ楽しいライブをするなら、小さいハコなんてすぐ埋まるだろうな。

 

たまにInstagramで音楽レコメンドストーリーをあげるのだけど、ラッキリの曲を載せると必ず「これ誰の〜?いいね!」とDMが来る。それくらい聴いていて楽しいし心地がいい。2019年と2020年のシティーポップはラッキリがいれば大丈夫。

youtu.be

 

LOCAL GREEN FESTIVAL 2019

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local green festivak

すっかり常連となったグリーンルームの秋ver、ローカルグリーンフェスティバル。去年よりも人がめっちゃ多かった。それもそうか、出演陣えぐい豪華。yonawo間に合わなかったのがマジでミスだけど、とりあえず暑くてしんどかった…。

 

こちらでだらっと見たラインナップはこちら。

  • Tempalay
  • chelmico
  • wonk
  • iri 
  • SIRUP
  • TENDRE
  • 踊foot works
  • Kan Sano

チェルミコほんと可愛くて、「まみこになりたい」ってずっと言ってた。久々に見たSIRUPは安定だし圧巻だし、春のグリーンルームでは無料のステージに出ていたTENDREが大きなステージで歌っていたのもなんだか感動(誰目線)。しかしWONKほんとステージで自由だよな、好き。個人的にKan Sanoが良かった。生歌の方が迫力あっていい。origami勢はすごい。てか今の音楽シーンの流行りはorigami勢が担ってる感が割とマジである。11/1のorigami sai、売り切れて行けないもん。

 

大きめのフェスはこんなもんなので、ここからはイベント系の備忘録。

Vibin'Out

渋谷宇のレコードショップ/レーベルのManhattan Recordsと、私の愛してやまないChilly Sourceが共同主催していたイベント"Vibin'Out"。もうね、クソ豪華でね、もうね、最高でした。

15MUS、DJ HASEBE、FNCYに、もちろんChilly SourceのDJ陣。

FNCY初めて生で見て、鎮座DOPENESSにやられた。芸人なの?もう面白すぎてかっこよすぎて、しばらくFNCYばっか聴いたわ、まじ今夜はmedicine。

 

ちなみにChilly Source勢は今リリースラッシュでして、15MUSさんの新譜マジで良かった。自分用のChilly Source プレイリスト作ってるからSpotify勢はどうぞ。

open.spotify.com

 

AmPm Thinking“SUMMER”

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AmPm Thinking“SUMMER”

春のグリーンルームで見れなかったAmPmを見られる!!と、表参道のWALL&WALLというおしゃれ会場にビビりつつ行ってきました。同行した友人がやたらとイケイケな子なので顔見知りも多かく、なんと知らないお兄さんに話しかけられたと思ったらAmPmの中の人だった…。え、めっちゃ普通に話しかけてくれるやん、神?しっかり写真撮ってもらいました、すごく良い人だった…。

 

YONYONのDJから行きましたが、TENDREかけてくれたりゆるゆるした雰囲気で、安定に可愛いし楽しい。私がDJイベントよく行くようになったのはYONYONのおかげなんだよな。

 

ghost like girlfriendもやっと生で見れた!

パフォーマンス結構すごいと噂を聞いていましたが、なんとも気持ち良さそうに歌う青年というか少年というか(めっちゃ若いのよ)。透明感のある高音がめっちゃ耳障りいい。

 

AmPmのステージにはhiro-a-keyが登場。トラブルでMCでめっちゃ場を繋いでた。芸達者なお兄さんやな…。他の人とAmPmがやってる歌も完璧に歌ってて、歌唱力と度胸すごい。いやぁ最高だなDJと生歌。

 

Chilly Sourceのイベント色々

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SUMMER JAM

なんかVibin'Out以外にもChilly Sourceのイベント3つくらい行ってたわ(カモ)。

  • CHITAN × Chilly Source
  • 赤れんが × Chilly Source
  • 下北沢CAGE × Chilly Source

まだ1人では行きにくくて、毎回友達を巻き込んでいるのだけど、CHITANのイベントは今まで行った中で1番お客さんも出演陣さんも酔ってて楽しすぎた。

 

クラブが苦手なのだけど、Chilly Sourceは「チル」な空間を作り上げてくれているので、みんな純粋に音を各々楽しんでてほんと最高。写真を撮ってくれたのもCAGEのイベントに来てたお客さんが撮ってくれたものです。

 

イベントやDJさんによってかかる曲も全然違うのだけど、DJ KROさんの夏の選曲がバチバチに好みというか世代ドンピシャで爆上がりした。

 

DJとかクラブとか、音楽イベントとか敬遠しててなかなか行けないという人に是非行ってみてほしい。それをきっかけにいろんなイベントに顔を出せるようになるし、絶対楽しいから。

 

Owl~解放~ リリースパーティー

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OWL リリパ

このバカみたいな豪華な3人衆が出ていたのは、YONYONが韓国と日本を繋げるLinkプロジェクト的なやつのリリパ。

向井太一とTENDREが出るのは知っていたのだけど、まさかのシークレットゲストがSIRUPだった…。こんな豪華なシークレットある?コラボ楽曲「Mirror」を初めて生で聴けてワイ感無量。向井太一の新曲「ICBU」もめっちゃかっこよかったし、TENDREコラボはよ。

 

YONYONとSamuel Seo君の楽曲「Owl(解放)」のリリースパーティーということで、韓国からSamuelkくんが…。いや、韓国のアーティストさんってほんとステージでの魅せ方が上手。

 

CULPOOL

恵比寿リキッドルームで行われたCULPOOLも豪華出演陣だったんだけど、もうね、BIMがマジで良すぎた。DJはvava君だし、マジで最高。「BONITA」が流れた時の全員の反応すごかったわ。オールナイトしんどかったけど価値あった。

youtu.be

xiangyu(シャンユー)ちゃんもめっちゃ元気でよかった。さすがケンモチヒデフミさんとやるだけあるわって感じ。なんだあのクセになる歌。可愛いし。

このほかfin.とか踊フットとかも出てていいイベントでした。STUTS君もよかったなぁ、「この夜を使い果たして」は本当にエモい。

念願だったkiki viviちゃんも見れてハッピー。ほんと満足なイベントだった。

youtu.be

 

ライブで聴いた中ではこれが1番好きなのだけど、Sweet Williamのアレンジ入ってるお方が個人的にはおすすめです。てかこのSweet Williamについてもブログ書きたい。

 

bonobos × mababua

こちらも恵比寿リキッドルーム。どんだけ行くねんてな。

去年あたりからmabanua好きなんだけど、なんだかんだと生で見れる機会がなくて念願でした。音源より断然いいな、なんだこれ。メンバーほとんどOvallだけど。音源ではゆる目の曲の方が好きだけど(Heartbreak at Dawnとか)、生ならちょっと変調ある系の方が映える。

これはもう、またライブ行きたい…。

 

bonobosはよくフェスで見ては芝生に寝っ転がってだらだらBGMにさせていただいている大御所なのですが、アルペジオよかったなぁ。

 

Tempalayツアーファイナル

時系列がウロウロするのですが、これもリキッドルームですね(リキッドルームの回し者じゃないよ!)このブログにもちらりと出てくる、METROCKでたまたま同じステージにソロ参戦し、その後グリーンルームで再会し、今年のロッキンでもニアミスしてくれた長身美女がお誘いしてくださった。ありがとう…。

 

何度かライブは見てるんですが、ワンマンは実は初めてだったんですけど、もう1曲目で持って行かれた。「のめりこめ、震えろ」でやられた。

youtu.be

VJがめっちゃカオスで最高。あの意味の分からん変調と、AAAMYYYの透き通ったコーラスと、小原さんの独特な声とダークな感じ、アングラ感最高。

 

SANMADISCO

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SUKISHA

銀座にできた「PLUS TOKYO」というなんとも贅沢な場所で行われたSANMA DISCOなんですけど、主催はGOHAN DISCOといって、食と音楽をメインとしたイベントをしている方々です。

gohan-dis.co

 何がすごいってさ、hasとかYONYON、YOSA&TAARとかDJ最高の夏とか、メンツばり豪華。何も知らずチケット買ったらまさかの主催者側に知り合いがいて、聴く音楽が変わると自分の周りも変わるのか、とビビりました。

 

ロック好きな頃(今でも好きやけど)はDJとかイベントのオーガナイザーに知り合いなんて皆無で、そういうパリピは怖いとすら思ってたのに。

いわゆるモテキ「うんこフェスオーガナイザー」みたいな偏見が、今でもちょこっとあったりはするのですが、でもみんな純粋に音楽や食で人生をもっとハッピーにしたい!っていう想いを持ってるんですよね。

でも主催の人とか電通博報堂多かったらしくて、やっぱ怖い。

 

1番楽しみにしていたのはSUKISHA

元々kiki vivi lilyちゃんが好きで、その中でも1番好きな曲を一緒にやっているのがSUKISHAなんだけど、ソロの曲もいいのよ。

youtu.be

 

で、本人の出番終わった後普通にその辺にいたから、友達に話しかけてもらって(自分ではチキンすぎていけない)写真撮ってもらったのだけど、謙虚すぎてワロタ。

 

「え、人違いじゃない?俺?ほんと?」って言われた時は「話しかけられたくなかった系かな」ってショボンとしたのだけど、マジで言ってたみたいで好感度爆上がり。

普段はThree1989のサポートとかもやってるよ!また絶対イベント行きます頑張れアラサーの星。

 

駄文

まぁそんな訳で、もっと小さいイベントもチラホラ行ってるんだけど、あまりにも数が多いのでざっくり備忘録にまとめました。10月もあと3つくらいイベント行きますが、それもまたまとめて書こうかな。

 

書きたいアーティストがめちゃくちゃいるので、10月は仕事暇だから(仕事ください)頑張って書いて行きたい所存です。とりあえず今週末は恵比寿のBATICAに出没予定。

アラサー女子がコレサワの「あたしを彼女にしたいなら」の替え歌を作ってみる

コレサワというシンガーソングライターを知っているか?

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コレサワ

まあいわゆるこじらせ女子的な歌を歌うやつだ。
ふざけたアー写だろうと思うかもしれないが、音楽番組では本人がこれを被って登場する。明らかに頭身がやばい。

 

ストレートすぎる歌詞が話題というが、どれくらいストレートかというと、まぁ聴いてもらった方が早い。

 

youtu.be

MVが面白くて普通に最後まで聴いてしまう。
これは男性が聴いたらどうなんだろうと思いつつ、ごめんけどめっちゃ経験あるし分かりみが深い

 

そりゃサルートみたいないい下着ではないけど、ちょっとでも可愛く見られたくておニューのブラジャー買うのに、お前見てへんやろ、と。いや見られて「新しいのだね」って言われても、それはそれでキモいなと思うから正解は無いのだが。

 

付き合ってるのかどうなのか分からない状態の時に「彼氏いるの?」と言われ「多分居ない」と答え「多分って何?」と軽く引かれたことがある私にとっては、この自分本位だけども結局カレピッピ好き、みたいな女感丸出しの楽曲をうまく包装紙に包んでいるコレサワはやり手だと思っている。まぁ私カレピッピなんて居ないんだけど。

 

あたしを彼女にしたいなら をアラサーエディションにすると

で、本題よ。原曲はこちら。歌詞はこれ

youtu.be

"わたし"でも"私"でもなく"あたし"というところがいい感じに傲慢感あって良き。

 

私を彼女しにたいなら〜アラサー女子エディション〜

私を彼女にしたいなら 永遠なんてアウトワード
私を彼女にしたいなら 夢ばっか見せないでね

身長は170cm それ以上あればOK
尖ってる靴は捨ててね スニーカー履いてデートしよう

付き合う前にキスもアレも 君の性癖把握させてね
好きなものが一緒よりは 嫌いなものが一緒の方がいいな

私を彼女にしたいなら スッピンも受け入れて
私を彼女にしたいなら 現実をちゃんと見てね

クライアントが無茶を言うたびに 君に愚痴っちゃうと思うけど
私の仕事に口を挟むな 「お疲れ様」って言えばいいの

「生まれ変わっても一緒」「この手は離さない」とか
ダサいからマジでいらない

映画の予告じゃ泣けないくらい
強がりですけどいいですか

君がいま持っている恋心
焼却するなら今のうちよ

私を彼女にしたいならお酒が飲めなきゃ嫌
ちゃんと特別な日には 美味しいもの食べようね

私を彼女にしたいなら 優しいだけじゃダメ
ちゃんと男らしく居てね よく流されちゃうから

こんな私でもいいなら 今日からよろしくね
いつか終わりが来ることを心得て愛してね

 

※青字の部分が原曲から変わっているところです。

 

ロクでもねぇ大人になってしまった感が否めない

こじらせ女子と言われるが、正直私はこじらせている自覚がない。
強がりなのにチキンで面倒な女だとは思うが
高級レストランとかブランド物には興味が薄いし
恐ろしいことに自分を(都合の)いい女だと思う瞬間すらある。

 

どうしてこうなったかなぁと思いつつ
そもそも音楽とか文学に傾倒する奴ってどこか欠陥してるから
そういう意味では私はとても正常に常軌を逸していると思う。

これが自分の健全なのだから仕方ない。

 

そんなこんなで仕事の逃避記事終了。
次回から少しまともな記事に戻します。